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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

「プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人」は新しいブログに引越し致しました。

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パーソナルトレーニング






『治療』

『リハビリ』

『トレーニング』



この流れをしっかり実施することで
スポーツでのケガからの回復と復帰は

大きな差が出ます。


現在、当院では
ケガからの復帰を完全サポートしています。


治療は

決してのんびりと時間をかけて治すのではなく
短期間で完全治癒を目指します。


お一人おひとりに対応する内容を充実させて
簡素な内容ではなく、しっかりと対応しております。



貴重な時間をいただいての来院ですので
やはり一日でも早い回復のためには
その内容を充実していくことが必要だと思っています。



さらに


痛みが取れてからの

『トレーニング』のステップがとても大切です。



痛みが取れてから、

「あとは自分で鍛えてくださいね」といったような
ことはせずに


当院ではマンツーマンでのトレーニングをして
効果を狙います。


このトレーニングの部分がどれだけこだわることができるかで
再発予防に差がでてきます。



ケガには転倒や衝突などのように衝撃などによるもの以外に


バランスの崩れが引きがねとなって
筋肉や関節、靭帯への負担が重なり痛みを発生するものがあります。


簡単に言うと、

姿勢の崩れや 
偏った動きなどによる負担のかかり過ぎたパフォーマンスなどのように

身体のバランスの崩れが原因であれば


必ず原因をつきとめて

その部分の
『矯正』
『補強』そして
『強化』が必要になります。


これらの部分がおろそかになりやすく

ケガの再発につながる方々がたくさんいらっしゃいます。




現在、

ケガからの復帰と
今後の競技へのパフォーマンスアップと
身体バランスの改善と体力向上を目指して

トレーニングを受けに来院している選手達がいます。


ケガの回復は本人の頑張りもあって早い段階で改善し
今は、リハビリトレーニングのステップに進んでいます。


本人の意識が最も重要で
自らトレーニングの必要性を実感して
トレーニングを実施していることは
とても素晴らしいことで、心から応援したくなります。


日本の各年代のNO.1選手として
これから始まる夏の大会シーズンに向けて
気持ちも身体も人一倍強くして挑戦してくれることを
願っています。



また、他にも
日本の代表選手として
夏の海外遠征と世界大会の頂点に挑むジュニア選手も

自らの判断で
コンディショニングのために遠路、時間をかけて来院しています。


その意識の高さが本当に素晴らしく、応援したくなります。


コンディショニングに自らの判断で
遠路時間をかけてくることは
簡単なようですが、なかなか出来ないことです。


その気持ちに応えることが出来るように
我々も真剣に取り組むように努めています。



選手達は
自らが挑戦するために、毎日の競技の練習だけでなく

『試合に挑戦する為の身体の準備』をする意識が高まることで


タフな試合とハードなスケジュールの中の遠征や試合に
ケガなく故障なくチャレンジ出来る身体を手に入れることが
出来るのでしょう。


強い身体があれば

必ず自信につながり
その結果、強い心が備わることと思います。


『やるぞ!』と決めた選手達の強い気持ちを最大限応援して
ケアやトレーニングを一緒に頑張っていける事が
私達のつとめです。



また、

最近は現在遠征中の選手達からも
試合の報告が度々ありました。

現在、アジアやヨーロッパでチャレンジしている選手達からは
体調や試合についての報告もあります。


直接、ケアをしてあげることはできませんが
少しでも質の高い体調管理が出来て
選手がプラス思考で競技に打ち込めるように

応援しています。




これから夏のトップシーズンです。
みなさん、体調管理して準備してチャレンジしてください。


部活での合宿の準備や夏の大会前で
ケガが目立っています。


周りの方々も子供たちが痛みのないコンディションで
挑戦できるように見守って下さい。


痛みがある方は
まずは適切な治療を受けて、
そしてリハビリやトレーニングをする事を
おすすめします。



選手だけではなく、一般の方々も
実施されている方は良い結果を出しています。




トレーニング | 投稿者 井上正之 09:47 | コメント(0) | トラックバック(0)

パーソナルトレーニング






当院では
マンツーマンでのパーソナルトレーニングや
グループ(またはペア)レッスンに

力を入れて実施しております。




皆さんの目的は様々です。


〇ケガをしない身体作り

〇ケガの治癒後、復帰のためリハビリ

〇スポーツパフォーマンスアップ向上のため

〇ケガの予防とバランスの改善

〇健康維持

〇ダイエット



当院の最大の特徴は

『医療機関でのトレーニング』ということで

『身体の細部にまでこだわれるトレーニングが可能』

という事だと思います。



トレーニングは
バランストレーニングを中心に実施して、
日頃の身体の傾きや捻じれからくるケガの予防や

その様なバランス改善からスポーツの動きを細かくみていくことが
可能になります。


30分~60分を中心にマンツーマンのスタイルで
しっかりと身体の動きを方を習得していきます。


その中の一つに

ケガの治癒の後、リハビリとして
トレーニングをすることでケガの予防を目指される方が
とても多いです。


テニスエルボーや肩周りなどは細かく行っていくことで
再発を防ぐ事が可能になります。


痛みを再発したくない想いで、皆さん改めて自分の身体を確認されて
どのようなトレーニングをすればよいかということを理解しながら行っています。




自分では
まっすぐ立っている
まっすぐに座っている
まっすぐに歩いている
まっすぐに動いている・・・・


気が付かないことがたくさんあります。


是非、
自分自身の身体を確認してみてくださいね。


毎日繰り返し練習していても

軸となるバランスが自分では気が付かないほどに
ずれていることが多々あります。

その様な軸のブレた状態で練習やプレーを継続すると
少しずつ身体のどこかに過度な負担がかかってくることがあります。

また、
ブレている状態でたくさん練習しても、パフォーマンスが
思うように向上しない場合が多くあります。


そのことに
 
『気が付く』

そこがとても重要です。





これは
プロ選手でも
一般の方々でも
子どもでも同じことです。


ケガや身体の痛みや違和感が続くときには
何か理由があります。

そのことがブレとなり筋肉や関節に影響が出ていることも
あります。

まずは

自分の身体をあらためて確認してみませんか。



何かのきっかけで
快適な生活や
快適なスポーツのプレーが
手に入るチャンスかもしれません。


当院で現在、トレーニングをされている皆さんは、
目標に向かってとても頑張っていらっしゃいます。


継続とともに結果が出ています。




中には
必死に汗だくのジュニア選手や
楽しそうにトレーニングする女性たち
真剣にトレーニングに取り組む男性など

遠方から来院いただいている方々もいらっしゃいます。

そのチャレンジは必ず良い結果につながっています。



気になる方はいつでもお気軽にご相談下さいね。



トレーニング | 投稿者 井上正之 09:39 | コメント(0) | トラックバック(0)

パーソナルトレーニングへの質問






以前、
パーソナルトレーニングについての記事に
いただいた質問について簡単にお答えしますね。



『どのくらい継続すれば効果が表れますか』



効果については
もっとも知りたいところですね。



ジュニア達の場合、

その変化についていつも驚かされますが


例えば
週に1回、30分~のレッスンを受けて
その後自宅で連日、メニューを続けることで

当然個人差はありますが、
概ね、3週目くらいにはしっかりとした身体バランスが取れてきます。


例えばわかり易く言いますと

今まで、動きながらの姿勢維持を
キープできなかった子供が
長時間にわたって姿勢維持ができるようになってきます。


クラシックバレエの子供の場合は例外のこともありますが、
このような動作は簡単なようでほとんどの子供が長時間できないことが多いです。


そのほかにも
下半身のバランスがとれはじめたり、筋肉の強さが現れてくることもあります。


このように様々なトレーニングメニューによって

大きな変化が出てきます。



成人の方々の場合も、

3週間目くらいから
身体の違いやバランスの違いに気が付く方々が多くいらっしゃいます。

また、
3ヶ月くらいの継続ではさらなる大きな変化も出ます。


スポーツをする方々は、
日頃のスポーツの中での違いを、3週間を過ぎたころより
自覚されるといったことを話される方々が目立ちます。


その時期に関して、個人差はありますが
身体は日々変わってきますので
パーソナルトレーニングの効果は
特に強く感じられるようです。


トレーニングは質の良いものを効果的に行う事が望ましいです。

大切なのは
継続することで、気持ちにも自信がついてきますので

ご自身の目標に向かって実施されてください。


健康第一の方、

ケガからの復帰の方、

ケガをしない身体作りの方、

スポーツパフォーマンス向上を目指す方、

ダイエットの方、

様々な目標で過ごされることが大切です。



ジュニア選手に関しては、その目標次第では
厳しく対応する場合もあります。

しかし本人が理解していることで
その著しい飛躍に親御さんも納得されるのだと思います。

また、
頑張るその過程が重要だとして
その姿に大変喜ばれている親御さんもいらっしゃいます。


パーソナルトレーニングは
意識の持ち方が大きな特徴として結果につながります。


少しでも興味がございましたら
ご相談ください。


何かが変わりますよ。







トレーニング | 投稿者 井上正之 08:52 | コメント(0) | トラックバック(0)

パーソナルトレーニング






全日本テニス選手権が終了しました。

感じた事を今後のトレーニングや指導にも
生かしていこうと思います。






ところで

パーソナルトレーニング ってご存じですか?






『 1 対 1 』 で行うトレーニングレッスンです。

その効果は高いものです。




『ケガをしない身体づくり』 と 『スポーツのレベルアップ』


そのような効果が大いに期待できます。




もちろん、女性に人気の
『美容』  『アンチエイジング』 もあります。




当院では様々な時間帯に
パーソナルトレーニングを受けに来院されます。
そこで大切なのは・・・・


『目標』 です。


例えば
ジュニア(子供)達の場合ですが、

パーソナルトレーニングを始める前には
子供の親ごさんが同伴してミーティングを行ないます。

子供たちに
トレーニングの目的や、やる気などを確認します。
このミーティングはとても重要で、子供たち自らが


『やってみたい!』



という気持ちが出てくるかを確認します。


定期的にトレーニングを実施すると
数週間経過したころには・・・・


『はっきりとした効果』


が現れてきます。


親御さんからも
嬉しい言葉をいただきます。



当院でトレーニングをする事以外に、

大切なのは自宅で自分自身で、トレーニングを


『継続』


できるかということもあります。



現在、当院でレッスンを継続的に受けているジュニアたちは

『その効果がとても出てきています。』


間違いなく、
自宅で頑張っているのでしょう。


毎週のように子供たちの動きを確認すると

自宅で毎日のようにトレーニングを頑張っていたことが
すぐにわかります。


長年、この仕事をしていますと
確認は1種目めの最初の動作を見ることで

一瞬でわかってしまいます。


あくまでも

自分次第なのがトレーニング です。


それを後押ししてあげるのが我々の役目でしょう。


子供たちは
言い方次第で

『やる気のスイッチ』が入ります。




院内でのパーソナルトレーニングは

『とても細かい動きをじっくり』

と実施していきます。


本人たちは集中力の中で、汗をぽたぽた・・・

集中しないと、バランスがとれない・・・
集中しないと、習ったことを自宅で復習できない・・・


みんな、本当に頑張っています。


トレーニングをすることの大切さと効果を
自らが意識して頑張っている子供たちは

間違いなく効果が出てきています。





当院では
このようなパーソナルトレーニングレッスンを

小中学生、高校生、大学生、
プロ選手、
そして一般の方々、高齢者の方々、

年齢に関係なく皆様の目的達成に向けて実施しています。




とてもおススメですので体験してみませんか!




皆さんの健康やスポーツのレベルアップに向けて
サポートしたいと思います。








トレーニング | 投稿者 井上正之 14:46 | コメント(0) | トラックバック(0)

秋季強化合宿にてトレーニング

先日、
日本のジュニアテニス界で多くのトップ選手を輩出する
『Fテニス』さんにトレーニング指導に
行ってきました。

千葉県・ロイヤルSCテニスクラブでの合宿で
トレーニング講習です。

各種基本を細部に注意しながら
トレーニングを行いました。

選手たちの真剣な表情はとても印象的で
このように選手同士でお互いに励まし合いながらの
環境でトップを目指すことはとても素晴らしいですね。

将来の目標のために今、必要なことに気づくことの
きっかけになってもらえればうれしく思います。

ロイヤルSCさんの施設はとても恵まれたコート環境で
先輩の多くのトッププロ達からの刺激も受けて
高い目標を目指してチャレンジしてほしいと思います。

とても爽やかで礼儀正しい選手たちを見ていると
日頃の藤井代表の指導と教えがうかがえます。

長年、ジュニアテニス界でのご活躍が実績となり、
そして
そこから飛び立ちプロなどの世界で活躍する選手たちも
皆、応援したくなる選手たちばかりです。

藤井代表、コーチ・トレーナーの皆さん、
そしてテニスクラブの関係者様、選手達、
ありがとうございました。



【お知らせ】
10月20-21日、兵庫・ビーンズドーム会場で
2012ミズノジュニアテニスキャンプが開催されます。

岩本功・ジュニアデビスカップ代表監督が
テニスの指導を行います。
フィットネス・コンディショニングトレーナーとして
私はトレーニングを担当させていただきます。

多くのジュニア選手との練習を楽しみにしています。





トレーニング | 投稿者 井上正之 09:03 | コメント(0) | トラックバック(0)

ジュニアのケガとトレーニング 

夏休みは、ジュニア選手の子供たちが
マンツーマンでのトレーニング指導を受けに
来院してきます。

ケガからのスポーツ復帰に際して
担当医からトレーニングの必要性の指示を受けて
当院に転院してくることもあります。

このマンツーマンでの指導は
パーソナルトレーニングという形体で
細かい関節の使い方や、筋肉の動きの説明、
そしてそのようなトレーニングをすることで
スポーツの動き・プレーの中でどのように影響が出るかなどを
子供たちでもわかり易く説明しながら指導していきます。

中には
テニスではトップクラスを目指すジュニア選手でも
細かい動きを意識してバランスや姿勢に注意して行う
メニューや体幹などのバランスを意識させたメニューを
説明して実践していくと

簡単に行なうことができません。

基本的な動きも、
丁寧な動作を意識しながら行うと
バランスが崩れるなど思ったように行かないことが
多々あります。

ジュニア選手にとっては、
まるで違ったメニューを実施しているようだと
感想を言います。

よほどしっかりと日頃からトレーニングを人一倍こなしているような子供以外は、
バランストレーニングの動きはぎこちなく
基本動作ですらうまく実施できないことが大半です。

子供たちの中には
日頃のトレーニングの効果が出ている子供もいますが
多くの子供たちは、基礎的な筋力やバランスに欠けていることが
ほとんどです。

このような基本的な運動能力、基本動作の習得などが
後々の競技生活に大きな影響が現れてくることもあります。

しかし、今現在できなくとも今後の努力次第では
大きな変貌も期待できます。

大切なのは、その必要性に気が付くことでしょう。

子供の最大の特徴は
今現在、トレーニング動作が習得できていなくても
練習次第ではすぐにその能力が向上していきます。

基本筋力やバランスや姿勢の欠如からケガに繋がることが
マンツーマンのトレーニングをして気が付くこともあります。

時には、
当院に子供に付き添って来院される親御さんの中には
子供達が、簡単なトレーニングの基本動作や
バランスの基本動作が出来ていないことに初めて気が付き
驚きを隠せない方も多くいらっしゃいます。

ケガをするということは、必ずそのきっかけや原因があります。

ケガを治すことは当然ですが、その後のフォローに注目して
いくことで競技のパフォーマンスアップにつながることも
意識していただければと考えています。

子供たちは
少しのきっかけで大きな変身を遂げていきます。
そのチャンスに出会ってほしいですね。

ジュニアスポーツは一般的にチームや仲間と一緒に練習していますので
子供たちの個々人のケガや痛み・違和感に気が付くことが
遅れることも考えられます。

ケガの予防をしっかりと行って、
健康体でスポーツにチャレンジしてほしいですね。





トレーニング | 投稿者 井上正之 12:38 | コメント(0) | トラックバック(0)

ウォーミングアップの見直し

忘年会やクリスマス、慌ただしくなり年末を感じさせられます。
皆様いかがお過ごしでしょうか。

日々寒さが厳しい毎日で
テニスやその他のアウトドアのスポーツにとっては
厳しい環境になってきました。

テニスは一年のサイクルでシーズンオフがない競技ですが、
その他のスポーツでも冬季がシーズンオフであっても、今の時期に
基礎体力アップや自主トレや合宿などシーズンを迎えて
激しい練習をしている場合も多くあります。

当院に来院する選手の中には
最近、肉離れの症状の方々が多くいらっしゃいます。

太ももの前面、または裏側、
ふくらはぎ、時には背中などにその症状が発生します。

ここ最近の寒さも影響して、筋肉の柔軟性が低下している場合や
十分なウォーミングアップが行われていないままに急激な運動により
筋肉に負担がかかり受傷してしまう場合もあります。

当然のことですが運動の強度に関係なく
この季節のウォーミングアップは特に時間をかけて実施することを
お勧めいたします。

たとえ、肉離れの症状に至らなくても、筋肉への負担から
翌日の筋肉疲労につながることも考えられます。

運動前のウォーミングアップが一年中、同じというのはお勧めできません。

例えばですが、
テニスのレッスンを受けている方々の中には
レッスン前のウォーミングアップが一年を通じて同じではありませんか?

もしも、練習前のウォーミングアップの時間が少ないかもしれないと思う方は
いつもより少しだけ早めにコートに向かうなどして、
ゆっくりでいいので軽くジョギングなどをして身体を動かしてみましょう。
少し体が温まってきたら、ストレッチを開始しましょう。

コートサイドでよく見かけるのですが、
いきなりコートに到着してコートサイドで力いっぱいに
ストレッチを行なう方がいらっしゃいます。
特に、この寒い時期にいきなりストレッチするのではなく、
少し心拍数を上げながら
ジョギングや早歩きなどをしてからストレッチしてください。

いつもより15分早く準備を行なうことでケガが防げることもあります。
もしも、肉離れを発生してしまうと、1~2週間、症状によっては1ヶ月くらいの
治療やリハビリを要することになりかねません。

当院では、肉離れの方々には
段階別にメニューを変えて徹底的に時間をかけて治療とリハビリを行ないます。

子供たちの場合は、その回復力も驚異的な場合も
まれにありますが
大人の場合は、症状や自己判断による治療受診の不足などによっては
違和感が取れづらいことにもなりかねません。
医療機関の指示に従って通院をこまめに行って丁寧に治療を
受けてリハビリをしっかり行なってからスポーツに復帰することが理想的です。

しかし、仕事の都合や通院事情でなかなか治療に来られない方も少なくはありません。
そのような方々の場合は、筋肉組織の修復も万全ではなく、
さらにはリハビリやトレーニングによる筋肉の強化も行われないままに、
スポーツを再開されてしまい、受傷部分に再び負担をかけることで
再発することも珍しくありません。

肉離れはクセになる・・・
そのようなことも聞いたことがあるかもしれません。
その大半は十分な治療をしない、しっかりとリハビリをしない、
自己判断でスポーツに復帰してしまうなどということが
原因となっていることがとても目立ちます。

どのようなケガでもそうですが、
ケガからの回復には段階を経る必要がありますので気を付けてください。

ここ数日は
太もも、ふくらはぎ、背中など様々な部分での肉離れでの来院が目立ちます。
スポーツの種目も、サッカー・野球・テニス・陸上・・・様々です。

肉離れとは違いますが、
ぎっくり腰の方もとても多く来院されています。

まだまだ寒い日が続きますのでスポーツを行う際には、
十分な準備や終わった後のケアもしっかりと行う習慣をつけてください。

また、
スポーツに限らず、寒さも影響した日常生活でのケガも目立ちます。

起床の際には飛び起きて背中や腰を痛めたり、また
歩行の際にも寒いからと言って体を丸めて歩いて不意にバランスを崩すなど、
その他にも隠れたところにけがの原因が潜むこともあります。
気を付けてくださいね。


テニスの場合の話に戻りますが、
テニスは前後左右に急激な切り替えしの動きをするスポーツですので、
踏み込みの際や、踏み込みから動き出す際に
筋肉に大きな負担がかかりケガをすることが原因にあげられます。

一般の方で週に数回の練習で十分なウォーミングアップを行わないで
急激にプレーを行うことの身体へのダメージがどれほどのものかを、
あらためて考えてみると、やはりウォーミングアップは大切だな~と思うことでしょう。

テニスのプレーだけを楽しみにコートに入るのではなく
十分なウォーミングアップはテニスのプレーに必要なことだと
考えることも必要かもしれませんね。

たとえばですが、
アメリカのフロリダは暑い気候の土地であることは有名です。
そこでは世界中のトップ選手が集まり練習していますが、
そのような気候の暑い土地では練習前から自然と汗をかいていることもあります。
しかし、
そのような暖かい気候でも十分に時間をかけてウォーミングアップを行います。
選手によっては驚くほどに時間をかけることもあります。
たとえ暖かい土地でも
そのくらいテニスには十分な準備が必要ということです。

面倒くさがらずに、ウォーミングアップも楽しんで練習の一部として
当たり前に行う習慣を身に着けてくださいね。



寒い毎日ですが、体調を崩さないように健康な毎日をお過ごしください。





     ******  参加受付中 ******
      詳細は上記バナーをクリックして下さい





トレーニング | 投稿者 井上正之 09:27 | コメント(0) | トラックバック(0)

ゼロポジション

以前より様々な選手から
『ゼロポジション』について質問されます。

まさに、
この『ゼロポジション』は
毎日の医療の治療で活用するポイントであり、

さらには
私のテニス指導とトレーニング指導の中での重要な
ポイントです。


そこで、
ゼロポジションを理解するには
肩関節の医療的な理解も重要となります。


当院に来院するスポーツ選手の症状の中では
肩関節の負傷がとても多いです。

例えば、肩関節の脱臼、肩関節の腱板炎、上腕二頭筋の腱炎、
三角筋の負傷、インピージメント症候群、など
様々な症状があります。

肩関節の損傷が多いのはその構造上の特徴として
不安定な関節であることが理由の一つでしょう。

肩関節の特徴として
腕の骨(上腕骨)と肩甲骨の臼蓋という部分からなっています。
とても不安定な関節ですので、靭帯や筋肉でその安定性を
保っています。

したがって
肩関節の安定や強化には筋肉の強化などが非常に重要となります。

ケガの予防にはこのことが大切です。

筋肉には、深い位置にあるインナーマッスルや表層の大きな
筋肉のアウターマッスルというものがありますので
その双方を効率よく鍛えることが大切です。

さて、
題名の『ゼロポジション』とは、

その肩関節の構造を十分に理解した上で
その特徴をいかして肩関節の動きを効果的にする位置となります。

医学的に肩関節、詳しく言いますと肩甲上腕関節の構造で
上腕骨と肩甲骨が最も安定するポイントで、
そのポジションは筋肉や靭帯が安定するポイントにもなります。



私は医療機関での勤務時代に
脱臼などでの治療やリハビリにこのゼロポジションを
日常医療業務の中で非常に重要なものとしていました。

テニスのコンディショニングやトレーニング、
そしてテニスのサーブなどでの技術的なトレーニングでは
このゼロポジションをとても重要なポイントとして
ジュニア選手やプロ選手、テニスコーチ、
時には一般の愛好家の方々にもわかりやすく解説し指導しています。

以前チューブトレーニングレッスンでも
お話させていただいたと思います。

このゼロポジションをテニスに取り入れたのは
20年以上も前のことですが、
このポジションを利用していくには、
ただ単に、ポジションの見よう見まねではなくて

私の指導では『関連する筋肉の補強やトレーニング』が
その効果を倍増させることを強調しています。



先日も
高校球児が夏の大会前に肩関節の負傷で来院して
このポジションでの治療やコンディショニングを実施しました。

また、
バスケットボールの女子選手にもこのゼロポジションでの
トレーニングを指導し回復しました。

他にも、
肩関節の痛みで来院する方々、特に五十肩や肩関節の損傷の方々にも、
毎日の治療の中でもこのゼロポジションを意識しての
治療を行なっています。

テニス現場では
トップジュニア選手でも、サービスを無理な姿勢や
不足した筋力の状態でも、バンバン打っている姿を見ることがあります。

そのようなジュニア選手にも
筋力強化とゼロポジションを意識したサービスを指導してします。



私自身も
アメリカでの転戦中に、トッププロを指導するコーチからサービスを
指導してもらった際に肩の使い方と身体の筋肉のリラックスの仕方を
徹底的に教わりました。

その内容が
その後の医療の勉強で学ぶゼロポジションであることに
気が付き、テニス指導や医療の現場で積極的に活用してきました。

身体の筋肉や構造などの細かい部分に注目して
さらにはその関連する身体のパーツを常に意識することで
非常に効果的なパフォーマンスが身に付くことでしょう。

先日、
ゼロポジションを質問してきた選手も
その内容を意識して活躍中です。


テニスに限らず
スポーツでは身体の構造を理解して効率よく動かしていくこと、
そしてそのために必要なトレーニングの習慣が
ケガのない最高のパフォーマンスにつながることだと
思っています。











    日程  2011年7月31日(日曜日)
    会場  テニス365社内(東京・新宿)

    *****詳細はコチラ(テニス365)*****

    ご質問等、インソールにつきましては
    申込欄からか、下記の当院までお気軽にどうぞ
    
    井上整骨院・鍼灸院 042-311-4511










トレーニング | 投稿者 井上正之 08:48 | コメント(0) | トラックバック(0)

チューブトレーニング

昨日は
診療がお休みでしたので、トレーニングの
プライベートレッスンを行いました。

トレーニングは様々な方法がありますが、
依頼していただく方の希望や症状に合わせて
提案させていただいて行います。

今回はチューブを使用したトレーニングを行いました。

当院でのチューブトレーニングの特徴は
トレーニングを行う方の身体の状態に合わせて細かく
メニューを設定していくのですが、

今回の方の場合は
右肩関節の負傷からのリハビリを目的として、
さらにはスポーツでの復帰を目指しての強化もメニュー設定に取り入れていきます。

リハビリ段階から、競技復帰への筋力強化のステップに
移行していくには、負傷部位の状態や症状を十分に把握
していく必要があります。

今回の場合は
肩関節の治療を行ってから、状態が回復期になって
きましたので、
チューブトレーニングのリハビリメニューの設定と
しました。

とても積極的にトレーニングに取り組む姿勢が
今後のコンディションの向上がうかがえます。

チューブトレーニングは
正しい方法と細かなメニューでトレーニングを実施する
ことで、非常に良い結果が期待できます。


ぜひ、
多くの方がコンディションがベストな状態で
テニスや色々なスポーツなどに楽しんでいただけると
素晴らしいですね。




  

      ≫第7回特集はコチラ             ≫第10回特集はコチラ



トレーニング | 投稿者 井上正之 12:36 | コメント(0) | トラックバック(0)

ジュニア期の運動と骨の成長

以前に
骨の量をジュニア期にできるだけ多く増やすことにより
高齢時における骨の量の減少に対しての備えができることを
話しました。
 
ではジュニア期に骨の量を獲得する方法として
運動が骨の成長に影響することが研究によりわかって
いますが、そのことについて少しだけ詳しく考えてみると

運動が身体に及ぼす影響としては
一般的に筋肉に対する影響や血液循環などの影響などが
思い浮かぶかもしれません。

運動はその他には、骨にも効果があるのだということが
研究で分かっています。

骨の量を増やす要因として
運動によってカルシウムの沈着が発生して骨の量を
増やす結果となります。

その詳細の一つに
運動により骨に衝撃が加わると、マイクロクラックという
骨の微細な骨折が発生します。

その微細な骨折を修復するためにカルシウムが集まってきて
骨に沈着してその結果、骨の量が増えてきます。

簡単に言うと、
壊れた骨を治す時に、骨にカルシウムがくっ付き始め
骨が太くなるということです。

さらにもう一つの詳細があります。

運動時に骨に対する影響としては、
骨自体が運動によって『たわみ』が発生します。

弓状態にしなるような状態をいいます。

骨がたわむ時に、
たわんだ短い側にマイナス電位が発生します。
反対に、
たわんだ時の伸びる側にはプラスの電位が発生します。

その時に
プラス電位のカルシウムイオンは、短くたわんだ側の
骨に発生するマイナス電位に引き寄せられて行きます。

簡単に例えると
磁石にはNとS極があり、2つの磁石を近づけると
そのN極とS極は引き寄せられてくっ付きます。

そのような状況が
運動時の骨に発生して、カルシウムが骨に引き寄せられて
行きます。

これらのように
運動時にはカルシウムが骨に沈着することにより
骨の量を増やしていくことになります。

もちろん
先に話したように運動することにより血流量が増加して
血液によってたんぱく質やカルシウムが骨に運ばれて
行くことも骨の成長に影響してきます。

適切な運動をジュニア期に行うことは
骨の成長に大きく影響することになります。

では、

どのような運動が骨の成長に影響するかと言うと・・・・

運動の競技種目などによってその影響は
様々な結果が現れることが最近の研究でわかってきました。

とても興味深い内容もあります。

そのお話は少しだけ長くなってしまいますので
またの機会にお話ししたいと思います。

運動と骨の成長を考えるように

少しづつ、身体の仕組みや働き、またはその機能などを
勉強してみると、運動するときにも、効果的な方法なども
考えることができるかもしれませんね。

屋外で思う存分走り回って遊ぶ子供を見かける機会が
少なくなってきたように思う今日この頃ですが、

生活スタイルの変化によって
子供の本来の身体の使い方が変わってくることは
身体の成長に大きな影響が出ることは少なくはないでしょう。

ジュニア期の運動は本来、遊びや生活の中で自然と
養われて行くのが子供の姿のようにも思います。

その機会が少なくなってきている場合は

運動の大切さを見つめなおして
周りの大人たちが環境について考えることも必要かも
しれませんね。

先日の東京の雪景色の中
雪合戦なんてことは・・・

たくさん遊んで元気に育ってほしいと願う今日です。





  

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トレーニング | 投稿者 井上正之 14:52 | コメント(0) | トラックバック(0)

ジュニア期の運動との関連

久しぶりの更新になりました。
関東地方も雪が降り寒い日もありますが、
皆様体調管理や雪による転倒等には気をつけて下さいね。

さて、皆さんも良く耳にする言葉で骨粗鬆症があると思います。

当院で治療をされている高齢の方々の中にも骨粗鬆症の
症状を持つ方は少なくはありません。

そのような高齢での骨粗鬆症との関連で、
『ジュニア期の運動』とのつながりがあることが近年の
研究で言われています。

ジュニア期の骨の成長は皆さんも知っているように
著しく発達します。

この時期の骨の成長に伴い骨量を少しでも多く獲得して
おくことが、数十年先の高齢時の骨の状態に大きく影響
するとされています。

簡単に言うと
ジュニア期に行う運動で、骨の発育にも影響が現れ
さらには、将来の高齢時に減少していく骨の量に影響する
ということです。

ジュニア期にしっかりと骨の量を獲得することが
将来の骨粗鬆症の予防にもなり、
転倒時の骨折の有無にも大きな影響がでてきます。

当院では
多くの骨折患者さんのリハビリなどを行っています。

高齢での骨折は、若年時の骨折とは違い
その社会復帰に大きく影響が出てしまいます。

このブログを読んでくださる方々の多くは
高齢時までには、まだ先のこととイメージが湧かない
かもしれません。

しかし
誰でもやってくる高齢時での健康は
想像以上に大切なこととなります。

ぜひ、
健康な生活を考える時には
骨の状態はどうなっているだろうということも
考える機会を作ってみてください。

もちろん、ご家族の高齢の方の骨の健康についても
考える機会があれば、皆が健康生活を送れると思います。

そのような骨の健康を考える上で
ジュニア期の骨の成長がとても重要となってくることも
知っているとよいでしょう。

運動やトレーニングが及ぼす骨への影響は
とても興味深いことも最近の研究などで言われいます。

そこで
ジュニア期の骨の成長に大きな影響を及ぼす
ジュニア期の運動と骨の成長についてさらに詳しくは
あらためて説明したいと思います。




  

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トレーニング | 投稿者 井上正之 09:05 | コメント(0) | トラックバック(0)

チューブトレーニング&リハビリ

チューブトレーニングは
当院でのリハビリメニューでも重要なメニューの一つ
でもありますし、
さらにはアスリートのトレーニングのメニューでも
実施するトレーニングです。

このチューブトレーニングは
私がトレーニング指導でも長年実施しているもので

そのオリジナルメニューもとても豊富で
さらには非常に細かく繊細な部分もあります。

ですのでその指導も丁寧に行う必要がでてきます。

そうすることで、その効果にも大きな差が出てきて
しまいます。

さて、
チューブトレーニングのリハビリメニューは
長年、医療の現場でも行われています。

私も、開業前よりチューブトレーニングは
様々な現場で実施してきました。

リハビリ目的では、とくにその導入期が重要になります。

リハビリでは
ケガをした方々は、復活を焦ることも多々ありますので
トレーニングの導入時期の選択はリハビリのプランの中でも
非常に気を使います。

当院での例として

肘関節や肩関節を負傷した方のリハビリ段階では
チューブトレーニングを取り入れていきます。

肘や肩の負傷はテニスが原因で来院する方は
非常に多いです。

そのリハビリ時期とチューブトレーニングの実施方法を
指導して、ご自宅などで日常生活の中で行ってもらいます。

さらに重要なのが
症状が改善してきて完全にテニスのプレーに復帰した
後にも、チューブトレーニングの継続が大切です。

どうしても
痛みや違和感がなくなるとトレーニングなどは
ついつい面倒臭くなり、継続をやめてしまいがちです。

しかし
テニスのようなラケットを使って腕を瞬発的に動かす動作が
頻繁に行われるスポーツでは、肘や肩などの関節には
想像以上の負担がかかっています。

一般的に、
ケガをしていない時のプレーのイメージが記憶に強くあるのが
通常ですので、
痛みや違和感がなくなるとすぐに
その良かったころのイメージでプレーを全力で再開して
しまう方が大半です。

その時に
筋力の低下などがあれば、すぐにまた関節や筋肉への
負担が発生してケガの再発につながってしまいます。

このことは
多くの方々は頭でわかっていても、トレーニングの継続に
つなげるのは難しい習慣かもしれません。

あまり
ストイックにトレーニングを考えすぎることも
良くありませんが

テニスのような激しい動きのスポーツを楽しむためには
何らかのトレーニングの導入も必要かもしれませんね。

気楽に考えてトレーニングを
テニスの練習の一部として取り入れてみるのも
良いかもしれませんね。

ケガの予防がもっとも理想的かもしれません。






  

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トレーニング | 投稿者 井上正之 09:04 | コメント(0) | トラックバック(0)

ジュニアスポーツ

本日は診療はお休みですが
早朝よりパーソナル・トレーニングレッスンを
実施してきました。

寒いこの時期のトレーニングは
体調などのコンディションをしっかりとヒアリング
しながら段階的にトレーニングをこなしていきます。

さて、
年末も迫ってきましたこの時期は

ジュニアスポーツにとっては
冬休みの試合の時期でもあります。

私も遠征で年末年始には自宅でゆっくり正月を
迎えられない時期も何年もありまいた。

ここ数週間、
ジュニアスポーツの選手たちが治療やコンディショニング
のために駆け込みのように来院してきます。

スポーツ種目も様々です。

一般の大人たちも年内中に自分の体調を
整えたいとかケガや痛みを治したいなどと
駆け込みで多くの方々が来院してきます。

やはり子供たちの親御さんや保護者の方々も
あわてて年末の試合までに治療をして治して
ほしいという希望をおっしゃられることがあります。

そこで院内はジュニア選手でにぎやかになります。

関係者の方々の気持ちもとてもわかりますので
すこしでも力になれるようにフル回転です。

治療において
その症状や試合の日程や試合の重要度など様々なインフォ
メーションをもとに

治療やトレーニング・練習などのスケジュールを
話し合いの中で決定していきます。

例えば、
足関節の捻挫の場合も
靭帯の損傷程度や、靭帯の損傷箇所などによっても
その治療方法やテーピング方法、サポーターの選択など

その特徴を正しくとらえていくことにより
競技への復帰を目指します。

症状によっては
提携医療機関の専門検査を受けることも必要と
なるために、

年内の治療は一日でも早い受診が理想となります。

もしも、
年内の当院の診療日に駆け込みで来院して、
専門医療機関での検査が必要な場合に紹介をする際に

年内診療が医療機関によっては終了となり
年始の診療日まで待たなくてはいけないということも
起きてしまいます。

ぜひ、
気になる症状がありましたら早めの受診をおススメ
いたします。



            





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トレーニング | 投稿者 井上正之 13:48 | コメント(0) | トラックバック(0)

身体能力とバランス

運動の能力を表現するときに
『身体能力』と言うことが多いかと思います。

みなさんも耳にする言葉ではないでしょうか。

様々なスポーツについてこの言葉が出てきます。

この言葉を何を基準とするかでも
その評価が変わってくることでしょう。

私がスポーツに関わって、かつ医療の現場で
アスリートという方々のパフォーマンスを数えきれない
ほどに見てきました。

その中で、
どの方が一番に身体能力が優れていたかということは
とても表現しにくく難しいことになります。

しかし、
印象に残るアスリートは海外、そして日本国内でも
大勢見ています。

その中で
生命(いのち)の危険性を伴った状況での
身体能力の高さを発揮する方と出会ったことを
時々想い出します。

その方の活躍するフィールドは
大自然の中で行うロッククライミングです。

クライミングの中には
命綱なしで行うフリークライミングもあります。

私が出会った方は
ロッククライミングを行なうアスリートです。

そのバランス能力の高さは正に日頃の訓練の証でしょう。
このスポーツは身体能力に加えて、
精神力・集中力の高さが非常に大きく左右されます。

そしてどのような状況にも冷静に判断する能力が
必要でしょう。

人間が自分自身の命を自分の行動でコントロールする
ことは、普通の生活環境では想像することは困難でしょう。

山の、断崖絶壁の高所でロープ1本に自分の命を預けて
山の頂を目指していくことは、ものすごく訓練された
人間にしかできないことではないでしょうか。

そのスポーツは
身体の全ての筋肉そして神経に研ぎ澄まされた
力が伝わっていくのでしょう。

一瞬の気の緩みも許されない世界で
最高のパフォーマンスを出し切らなくてはならないのです。

たとえば、
テニスやゴルフ、野球などで
『今のプレーは一瞬のすきがありました』などという
コメントを耳にすることがあるかも知れません。

では、
クライミングの状況で、一瞬のすき・・・
許されないのでしょう。

どのスポーツが優れていて、どのスポーツが劣っている、
とそのような話ではなく、

人間は置かれた環境で自分のすべきことを判断して、
最大限の力を発揮することができ、そのための精神力も
究極の状況に追い込みながらも冷静に判断できるのだと
いうことを
 
全てのアスリートが考えながらチャレンジしていけば
更なる飛躍が可能ではないかとも思います。

少し話がずれましたが、

私がお会いしたクライミングのアスリートの方の
身体バランス能力と状況判断の冷静さと集中力は
いまだに忘れることのできないものです。

数年前に
私と仲間がチャレンジした
断崖絶壁の滝を1本のロープで降りていく時に

ガイドをしていただいた方々の身体能力の高さは
今までに見たことのないほどのものでした。

大げさなようですが
あまり高いところが得意ではない私が
極限の精神状況でどうにかその状況を乗り越えれたのも

冷静な判断をしてくれたガイドさんたちのおかげでしょう。

その後の私は
クライマーの方々のトレーニング方法を勉強したことは
いうまでもありません。

まるで猿のような身のこなしはどのスポーツにも
適応する能力に間違いないと確信した瞬間でした。

轟音の滝の中の岩場を
ぴょんぴょん飛び跳ねて駆け抜けることは
ただ者ではありません!

まだまだ
すごい人々はたくさんいます。
視野を広く持つことがチャレンジの第一歩です。

多くのアスリートにお会いできることを願っています。

しかし、怖かったなぁ・・・あの滝!





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トレーニング | 投稿者 井上正之 12:36 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングレッスンとストレッチ

早朝の往診とそのあとの午前中の診療、
そして、昼の往診に行って、
そのまま車を走らせて場所を移してトレーニングレッスン
をしてきました。

日中は暖かさも感じられる日差しですが
身体の筋肉は簡単には暖まらないので
十分なウォーミングアップが必要です。

筋肉は何層にも重なっているために
とくに深い部分にある筋肉をしっかり動かして
ウォーミングアップすることは時間をかけて
行っていく必要があります。

一般的にウォーミングアップの方法として
ストレッチが頭に浮かぶ方は少なくないでしょうが

テニスなどのウォーミングアップには
いきなりストレッチから始めることは理想では
ないでしょう。

また、ストレッチもその方法は数々ありますので
皆さんもその方法を少しずつ習得していけるといいですね。

私の場合は
骨折などのケガのリハビリや、脳梗塞などのような症状の
方々へのリハビリや運動療法などを長年専門病院でも
行ってきましたので、
その理論や方法をスポーツ現場にいかせるように
毎日のように取り組んでいます。

今日のトレーニングの前に行ったストレッチは
体幹部の関連筋群を狙って重点的におこないました。

体幹部の関連筋群と言っても
細かくみていくとそのテクニックも非常に専門的に
行う部分もありとても細かな動きで狙う筋肉も
変わってきますので注意が必要でした。

今日のトレーニングを受けた方は
右股関節の痛みと左腰にも違和感があるために

動き方やバランスを解析して
痛みなどが発生する原因を丁寧に説明して
改善に向けての筋肉関節運動を説明しながら
しっかりと行ってきました。

日中の往診と診療の合間でのトレーニングレッスン
でしたので、自分の食事時間が十分に取れませんでしたが

健康管理は大切ですので

わずかな空き時間を自宅に戻って
用意してもらった食事をしました。

豚汁に野菜をたっぷり入れたもので身体の内部から
温めて、さらに栄養満点のアボガドサラダと
豆腐にあんかけソースをかけたものをご飯代りに食べて
みました。
食後に蜂蜜で煮込んだショウガのスライスを
紅茶に入れたものをいただきました。

なんて健康的と嬉しくなります。つかの間の喜びです。

このような健康的な食事はとても嬉しいものです。
空腹でかつ、時間がない時には栄養よりボリューム優先に
したくなるところですが、

健康生活にも気をつけていきたいですね。


急いで午後の診療に戻ると
開始直前に、
長年お世話になっているスポーツメーカーの
スポンサーさんがアメリカ・フロリダの
ジュニアの大会(エディハー)から帰国されて
連絡をいただきました。

いつも様々なアドバイスもいただけるのでとても勉強に
なります。来週に東京で打ち合わせさせていただけ
そうですので今からとても楽しみです。

このあと本日の診療後には、
テニスイベントの打ち合わせがあります。
担当者様がわざわざ来院してくださるのでとても
ありがたく思います。

では診療です。




  

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トレーニング | 投稿者 井上正之 14:42 | コメント(0) | トラックバック(0)

選手のトレーニング

雨天でのテニスのプレーは通常行えませんが、
フィールドトレーニングに関しては天候が良くなくても
可能です。

私の選手時代のフロリダでは
スコールのような突発的な大雨でもトレーニングや
ランニングなどは当然のように行っていました。

時には、
雨だから部屋で休んでいたくても
コーチが部屋のドアをノックして、休むことなど
許してくれませんでした。

そのような選手時代に叩き込まれたとはいえ
今現在では、やはり雨模様の中のトレーニングは
始めるまでの時間は
気持ちに渇を入れるのに少し時間がかかってしまう
自分です。

…ですがそのような事を言っているわけには
いきません!

昨日は早朝の往診、そして午前中の診療の後
午後の診療までの間に、トレーニングレッスンを
行いました。

足元が滑るので
フットワークや重心移動を十分に意識させて
最大のパフォーマンスができるように取り組み
ました。

雨をマイナスにとらえずに
バランスを意識して動く練習だと頭を切り替えて
いけば、どのようなコンディションでもプラス思考で
トレーニングの時間を無駄にしないで過ごせます。

トレーニングを開始してからは
少しのマイナス思考を持ってしまえば、ケガにも
つながることがありますし、さらにはパフォーマンスの
向上は期待できませんので、気持ちの持ち方から
トレーニングの第一歩として実施していきます。

トレーニングが終わって、ひと呼吸入れてから
午後の診療に向かいました。

これからのウィンターシーズンにどれだけの
トレーニングやコンディショニングが実施できるかで

来年以降のパフォーマンスに大きく影響してくる
大事な季節ですので、気を引き締めて取り組んで
いきたいですね。


トレーニング | 投稿者 井上正之 12:33 | コメント(0) | トラックバック(0)

パーソナルトレーニング

当院では
スポーツ選手、スポーツ愛好家、ジュニア選手、
一般成人、
けがのリハビリの方、けが予防の方・・・・

様々な方々がそれぞれの目的でトレーニング指導を
受けていらしゃいます。

スポーツ専門の医療機関の特徴をいかして
医療面などの身体のコンディションを細かく
把握してのトレーニングを目指しています。

最近は
一般の方々が、快適にスポーツライフを長く楽しみたい
という目的で、

今までのご自身のスポーツにおける癖や体調の変化などを
少しでも改善させる目的で
パーソナルトレーニングプログラムを受けられる方々が
増えています。

ただ単にトレーニングで身体を強化するだけであれば
みなさんの多くがすでにトレーニングなどを経験されて
いるか、今現在もジムなどでトレーニングを継続されて
いる場合が多いです。

しかし、
身体のどこかしらに痛みや違和感などを抱えながら
スポーツやトレーニングを継続されているために

身体の状態が現状維持または痛みや違和感の抱き合わせ
ということを承知の上に過ごされています。

やはり快適な状況でスポーツを継続するためには

まずは身体の状態を整えてスポーツを楽しんで
いただくことを願っています。

当院では
身体の痛みや違和感を見逃して
スポーツ指導することは理想としておりません。

一般の方の中には
『選手ではないから、痛みと付き合いながらスポーツを
やっていきますよ』というようなことをおっしゃる方も
います。

そのような方こそ
今一度、しっかりと体調管理やリハビリに目を向けて
いただければと願っています。

また、
ジュニア選手や子供のスポーツで
ケガなどが完全に治っていないときや
完全に治さないでスポーツに復帰するようなことを
焦って望まれる指導者や保護者の方々には

ジュニア期の身体管理の重要性を時間をかけて説明
いたします。

このように、
スポーツを楽しむためにはまず
身体の管理が大切だということをご理解いただける
ように取り組んでいきたいと願っています。


みなさんもご自身の体調などを十分に理解して
ベストな状態を手に入れてスポーツライフ・テニスライフ
を楽しんでください。

痛みや違和感がとれると
今までと違った動きや気持ちを手に入れることが
できますので、スポーツパフォーマンスの
向上も可能でしょう。

痛みや違和感を放置しないでくださいね。

素敵な毎日を過ごしていただきたいと
思います。





   

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トレーニング | 投稿者 井上正之 08:56 | コメント(0) | トラックバック(0)

試合前と後のコンディショニング

スポーツ選手の遠征・試合に帯同することが
あります。

その際に
選手のコンディション作りはとても繊細です。

食事や睡眠、
入浴やアイシング、
テーピングや治療、
メンタルのアドバイスなどのコミュニケーション、
練習や試合のパフォーマンスチェック、

多くのことを事細かくケアしていきます。

その中で
マッサージや鍼、時には治療機械による
コンディショニングなどの身体に直接触れていく
ものに関しては選手の体調を十分に考慮して
丁寧にケアしていきます。

その身体のケアの方法などについて
一般の方から質問されることの中に

マッサージは試合前に受けるほうがよいのか?
試合後に受けるほうがよいのか?

といったことをたずねられることがあります。

あくまでも一般的な意見ですが

試合前のマッサージなどは、試合での動きなどを
重要視するために身体(筋肉など)にある程度の
緊張を残してあげることが必要な場合があります。

あまり筋肉などを緩ませないようにします。

逆に、
試合後には、疲労している筋肉などを十分に緩ませて
あげます。そのことで疲労物質の除去を促進させる
こともできます。

このように、
マッサージひとつをとってみても
その方法やタイミングなどをその時の身体の状態や
試合や練習の内容に合わせて実施していくことが
大切になってきます。

食事や睡眠、アイシングやウォーミングアップなど
その方法なども色々な考え方やアイデアがありますので

皆さんも少しでも勉強してみると
スポーツのパフォーマンスや
運動後の疲労回復などにも違いがでてくること
でしょう。

当院では
パーソナルコンディショニングやトレーニングを
担当している選手はもちろんのこと

治療のために来院されている学生選手やジュニア選手
などにも
色々なアイデアや情報を説明してその選手にとって
一番理想的な状態になっていただけるように
考えています。

ぜひ、
皆さんも身体のコンディション作りやケアを
考えてみてはいかがでしょか。


   


   ************************
   ******   お知らせ  ***********
   ************************


   来る 【11月6日(土曜日)】に

  『Tennis Workout 』
    オンコート・オフコート
    トレーニング&テニスレッスン 
を開催
 
   参加者を募集しております。
 
   テニスのためのトレーニングを関節や筋肉の使い方や
   正しいバランスのとり方を、
   スポーツ運動学や医学的な観点から
   効果的な習得方法をわかりやすくレクチャーしていきます。

   オフコートではトレーニングを身体の細かい部分にまで
   とらえていきます。

   オンコートでは、少ないエネルギーで最大のパワーや
   簡単な動きで効果的なショットをマスターできるように
   様々な動きやステップワークをレクチャーします。

   この内容は
   トッププロのテニスやトレーニングに取り入れるものを
   一般プレーヤーの方々にわかりやすく解説していくものです。
   皆さんもチャレンジしてみてください。

   
   
   
   
   
   


   
   

   ■日程
       11月6日(土)
   ■スケジュール
       10:30 ~ 12:30 室内にて トレーニングレッスン
       13:00 ~ 15:30 コートにて テニスレッスン

   ■人数
       15名
      
       ラリーができる方

   ■場所
       えすぽわーる伊佐沼
       室内ホール・テニスコート

   ■参加料金
       6,500円(1人)
       食事は各自で用意してください

   ■企画・運営
       テニス365

   ■申し込み
       テニス365 ウェブページにて

       → 詳細はコチラ




   ************************
   ◆◆◆◆◆テニス365 特集『tennis style』◆◆◆◆◆◆

   
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トレーニング | 投稿者 井上正之 10:19 | コメント(0) | トラックバック(0)

院内でも実施してます。

当院では
定期的にチューブトレーニング教室を院内でも行っています。

先日も、
希望者の方に参加応募いただき実施いたしました。

和やかな雰囲気で始まり、
このような運動が初めての方たちも一生懸命集中して
トレーニングにチャレンジされていました。

内容は日常生活に運動を取り入れましょうという目的で
誰でも気軽に参加できる内容になっています。

目的や年齢や体力などが様々でも
その方のレベルによって強度を簡単に変えることができるために、多くの方々に手軽に行っていただける
トレーニングです。

長年指導してきている中では
多くのプロ選手から高齢者の方々や子供達まで
それぞれの目的に応じてレベルに合わせて
丁寧に指導しています。

このようなトレーニング教室が
運動を始めたいと思っている方の
きっかけになれば良いなと思っています。

様々な日程のリクエストなどが多いため、
院内以外にも治療院近くの会場でも検討していますので

ぜひ、皆様のご参加をお待ちしております。



トレーニング | 投稿者 井上正之 09:49 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングレッスン

昨日は
基本トレーニングからテニスへの応用をテーマとした
チューブトレーニングの講習会
テニス365さんの主催で指導させて
いただきました。

小学生の女の子も
お父さんお母さんと一緒に参加してくれて
大人の中に入って頑張ってくれました。

参加いただいた皆さんは
とても熱心に一つ一つの動きを丁寧に行っていただき
ました。

一見、簡単のようなチューブトレーニングも
細かな部分にこだわっていくことで、非常に高い
効果が得ることができます。

是非、チューブトレーニングを毎日の生活や
テニスのトレーニングとして
少しずつ取り入れていただきたいと願っています。


また、
オンコートでのトレーニングとテニスの効果的な
動き方などのレッスンも行っていきたいと
思っています。

本日は
お休みの一日にお越しいただいた方、
お仕事前に参加していただいた方、
遠方からお越しの方、
テニスで関節などのリハビリ中の方など、

多くの皆さまに参加いただき心より感謝しております。

限られた時間でしたので

是非またお会いして
お話をできることを願っています。

もちろん、
コンディショニングについてや
ケガ、身体のご相談も
今後も出来る限りお答えしていきます。

参加いただいた皆さん、テニス365さん、
本当にありがとうございました。




トレーニング | 投稿者 井上正之 08:29 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングのポイント

テニス選手の方々のトレーニングを
パーソナルの指導として担当しています。

その中で

トレーニング・メニュー作成をする前に
選手の身体バランスや歩行や起立姿勢といった

基本的な身体の状態を見ていきます。

時には
選手との話し合い(ミーティング)の中から
現在の身体の状況を理解して、

痛みや違和感があるときには
その原因となることをしっかりと見きわめていきます。

もちろん
選手の身体状況を見ていく中では

治療やリハビリなどの医療的な立場からの
アプローチも必要なことも多々出てきます。

ただ単に
トレーニングメニューを計画していくだけではなくて

身体コンディションの状況判断が何よりも
大切でしょう。

当院で
コンディショニングのためのトレーニングや
パフォーマンスアップのためのトレーニングや

治療やリハビリと並行して行うトレーニング
を行っている選手はたくさんいらっしゃいますが

一人ひとりとのコミュニケーションは
常に必要ですので、そのための準備のために

最近は、早朝などに時間を作りだしてメニュー作りに
励んでいます。

とくに、
気候の変わり目に入ってくるこの時期の
体調管理の難しさを十分に注意しながら
取り組んでいます。

選手の中には
トレーニングでもなく
練習でもなく、
休養が一番大切である選手もいます。

まずは
万全な身体を維持して
トレーニングに励んでいきましょう。



トレーニング | 投稿者 井上正之 09:01 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニング動作の理解

この暑さで
トレーニングや練習の集中力が低下していないかと
心配になっています。

スケジュールをたてて練習やトレーニングをしていきますが

この暑さの毎日ですから無理は禁物でしょう。

けがをしてしまうと復帰まで多くの日数を費やします。

練習を無理して行わないようにして、休養や練習量の減量も必要でしょう。

体調に合わせてスケジュールやプログラムの内容を
適切に変更して行くことも検討してください。

さて、
トレーニングを行うときに、実際の競技の動作と違った
内容のトレーニングを行って、筋肉を鍛えていく事があります。

例えば、
テニスのサーブの強化のために、肩関節周囲の筋群を
鍛えようとする場合、

ウェイトトレーニングなどで重さのあるダンベルや
マシーンを使って筋肉を鍛えることがあります。

そのウェイトトレーニングの動きなどは
実際の競技の動きや速さとはまるで違っていることもあります。

そのギャップを埋めようとして
ウェイトトレーニングと競技の練習を組み合わせて行うことがあるかもしれません。

この方法は、
場合によってはけがに直結することもあります。


以前、
一般のテニス愛好家の方からの質問で

『テニスのサーブ練習強化のために肩周囲を鍛えていきたいのですが、ラケットに重りを付け加えたり、重いボールを投げていけば良いでしょうか?』

と聞かれました。

サーブの動作で重さのあるラケットやボールを使っての
強化練習は、場合によっては筋肉群を痛めてしまうことがあります。

重さによる負荷で、基本動作やフォームが崩れてしまい、
そのことで筋肉を負傷してしまう可能性があります。

理想としては、
肩周囲の筋群をウェイトトレーニングの基本メニューで
筋群を鍛えてから、サーブ練習でのフォームのチェックを行うことが良いでしょう。

重さを加えた負荷を加えたサービス練習を
『トレーニング』と『サーブ練習』を組み合わせて
行う方法は望ましくない場合があります。

サービス強化を行うには

基本の筋力トレーニングを行い筋肉を強化して、
それからサービス練習を行うことが望ましいでしょう。

他の競技や種目の練習でも
筋力アップと競技の基本動作練習を組み合わせる際には
充分に競技動作の内容と筋肉の使い方などを理解してから行うことが望ましいでしょう。

スポーツのために
運動学や身体の機能を考えた運動生理学を勉強していくと
より一層、機能的・効果的なトレーニングや練習が可能になってきます。

一見、
競技の動きをそのままにして、強い負荷をかけてトレーニングしていけば、動きと力を同時に習得できそうに思えてしまいますが、

けがの予防や筋肉のダメージなどを考えていくと
筋力強化と競技の動作の習得は
分けて鍛えていくことが大切でしょう。

当院に来院する学生やジュニア選手の中には
上記のような高い負荷をかけた競技の練習で
けがをしてしまうケースが目立ちます。

筋肉不足を補うために
無理な練習やトレーニングでけがをしないように
注意して練習やトレーニングに取り組んでください。

トレーニングや練習には一石二鳥のような考え方は
禁物かもしれませんね。

コツコツ進むことが大切です。

暑い毎日でコツコツ前進することが辛すぎるときは
休養も大切ですよ。






トレーニング | 投稿者 井上正之 08:34 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングにおける知識

トレーニングをしているときのインターバルについて
考えてみましょう。

たとえば、
スポーツクラブでバーベルやマシーンなどでの種目のセットとセットの間の休息『インターバル』は
その方法や目的によって様々な理論があります。

例えば、
筋力アップを狙う場合と、
筋肉の大きさ(筋肥大)を目的とする場合では

その方法が異なってくることもあります。

筋力アップの場合などには
重い負荷で少ない回数の種目を行うことがありますが、

その場合のインターバルは充分に時間をとることが多いです。
例えば3分以上のインターバルなどが一般的です。

これは神経が高負荷のトレーニングによって、無理することを抑えようとする働きをするので、
その解除のような意味でインターバルを長めに取っていきます。

筋肉を大きくさせる目的では
インターバルを短かめに行うことがあります。
このことは、インターバルを短かめにすることで
ホルモン分泌を刺激して筋肥大を助長するとも考えられています。

このような考え方は、すべてに共通することでは
ありませんので

自分自身にあった方法を専門家のアドバイスを
もらうことが効果的であり、
さらにはケガの防止にもつながります。

トレーニングは
ちょっとしたことで様々な効果をもたらしたり
逆に、効果を出すことができなかったりということが
あります。

やはり知識と経験が大切です。

詳しくわからなければ、
専門家にたずねてみましょう。

トレーニングが身近なものになればなるほど
正しい知識と方法が大切になってきます。

そのほかには
テニスコートなどで行うフィールドトレーニングいって
ダッシュやジャンプのトレーニングでは

テニスの動きや内容は
陸上競技などの行うダッシュやジャンプとは
トレーニング目的が異なってきますので

その方法は目的に応じて細かく設定することが理想でしょう。

私が、トレーニングメニューを作製する場合は

そのプレーヤーのテニススタイルでフィールドトレーニングのインターバル
の取り方も工夫をしていくようにしています。

効果的な内容を作ることは
そのプレーヤーの体力や筋力そしてプレースタイルや
動き方などの要素を丁寧に観察することから始めます。

マニュアル通りということは実際の現場では
あまりないのかもしれませんね。

トレーニングでは近道を通ることは考えにくいです。
 
あせらずにケガのないように
丁寧に正しい方法で楽しんでトレーニングができる
ことが理想的です。

無理をしないで取り組みましょう。


まだまだ猛暑が続いています。

『涼しくなりましたね~』という言葉が待ち遠しいですね。
トレーニング | 投稿者 井上正之 08:25 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングテクニックと注意点

トレーニングテクニックには様々なものがあります。

今回は
『チーティング』という方法を説明いたします。

『チーティング』という言葉は、ごまかしとかズルするというような意味もあります。

トレーニングをする際に、
鍛えるターゲット(目標)の筋肉を中心に負荷をかけて鍛えることをストリクトと言います。

その反対に、目標の筋肉を鍛える際に反動などを使って重いバーベルやダンベルなどを持ち上げることを『チーティング』と言います。

つまり、鍛える筋肉の本来持っている力だけではなく、
他の筋肉群を利用して重いものを持ち上げるなどしていくのです。

これを、
意図的に行う方法がチーティング法のトレーニングです。

正しい知識とトレーニングフォームでこの方法を取り入れることで、効果も期待できます。

しかし、正しい方法を行わなかったり、意図的ではなくて重いバーベルなどを持ち上げたい気持ちが上回ってしまい、本来目標とする筋肉以外の筋群の割合を使いすぎてしまうと、

効果が減ってしまうばかりではなくて、
ケガにもつながることがあります。

トレーニングは目的によってその方法は異なりますので

ただ単に重量の増加を目的としてしまい、正しいフォームや方法ができていないことは、とても注意しなくてはなりません。

最近、スポーツジムに通う方々が多い中、
健康のために取り入れたトレーニングでけがをされて来院される方も目立ちます。

トレーニングの目的が
けがの予防やリハビリなどの際にはとくに注意が必要です。

当院では、
受診された方々がスポーツクラブなどでトレーニングされる際には、その注意点も説明しています。

場合によっては
トレーニングメニューを作製して計画的にトレーニングに取り組んでもらっています。

身体を鍛えることは『自分の身体を知る』ことから始まります。
正しい知識と方法を少しだけでも勉強することで
安全で楽しいスポーツライフがすごせますよ。

スケジュールの都合で週末だけスポーツされる方は
その日の体調を十分に理解してから実施しましょう。

登山と一緒で、
無理せず中止することが重要な場合もあります。

炎天下が続いていますので

『今日はコートの予約をしてしまったから』などといって、
無理をしないでください。


健康が一番です。


トレーニング | 投稿者 井上正之 08:43 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニング効果

現在、多くの方々の
トレーニングやコンディショニングを
担当しております。

そこで
とても重要であり、かつ難しいのが

トレーニングのプログラミングです。

トレーニングのメニューを作製していくには
トレーニングを受ける方の
情報(インフォメーション)をもとに
実施していきます。

その中で、
メニュー作製の段階で難しい事の一つが

トレーニングの『頻度』です。

皆さんの中で
スポーツクラブなどでトレーニングを
実施ている方の中には、

基本的なメニューとマニュアルのようなものに
基づいて実施している方が多いと思います。

トレーニングは
個人差がとても効果に影響するものですので
しっかりと自分自身を把握してから
トレーニングの実施が必要になります。


一般的に

トレーニングの頻度を決定する際には
超回復という言葉がキーワードになります。

トレーニング(ウェイトトレーニングのような
筋肉に適切な負荷を与えるものなど)では

トレーニングの実施後に筋肉が疲労して
その疲労から回復する過程となり

その後に回復してから、それまでの筋力
レベルを超えていき、筋力などがアップ
していくのです。

この超回復の期間は48時間前後くらい
と言われています。
なかには78時間くらい、それ以上の場合もあります。


これはあくまでも
一般的な数字である為に
個人差があります。

また、
トレーニングで鍛える筋肉の種類などでも
その超回復に必要な時間にも差が出てきます。

では、
筋肉がトレーニングよって
疲労を受けて回復していく段階で

次のトレーニングを
筋肉の回復より前におこなったら
どうなるかというと、

それは、

オーバーワークとなり、
トレーニング効果の低下につながってしまいます。

このように
トレーニングを行う際に

一般的な知識にこだわりすぎてしまうと
筋力の低下が起きることもありますので

メニューを実施する上では
その時の体調なども把握する必要があります。


当院にケガで受診される方の中には

一日でも早く、リハビリをこなして
スポーツに復帰したいと思い、

焦ってトレーニングを増やしたり
する方が目立ちます。

また、
スポーツのレベルアップを
目指す方の中には

スポーツクラブなどで
その方が作ったメニューなどを
どんどんこなしていきたいあまりに

ついついオーバーワークになっている
方も見受けられます。

やはり、
トレーニングは、日常生活では
起きてこない負荷を意図的にかけて
実施していくものですから

きちんとした正しい知識と
焦らない気持ちのもとに

トレーニングのプログラムを
計画的に作製して行く必要があります。

私の場合、
選手のトレーニングの実施では

毎日ずっと一緒にトレーニングに
ついていることができない場合が
あります。

そこで大切なのは

トレーナーとトレーニングを行う方との
コミュニケーションを重要としています。

電話やメールでのやり取りや
決められた日程での話し合いや
ミーティングなどを行うことを
大切としています。

日々、変化する体調やパフォーマンス、
そしてメンタルなどの意識面も

トレーニングの継続とその効果には
大きな影響が出てきます。

このように
トレーニングはスポーツにとって
とても効果的な反面、

その実施方法や内容によって
オーバーワークやケガに直結する事も
しっかりと認識する必要があります。


特に
この夏の猛暑の毎日では
体調の管理が重要です。

暑さによるダメージから
肉体の疲労もしっかりと認識して
その回復を心がけて
トレーニングを実施して下さい。

決められたことを
頑固に続けることにとらわれすぎないで

体調を把握して
無理のないトレーニングに心がけて
ください。




トレーニング | 投稿者 井上正之 07:04 | コメント(0) | トラックバック(0)

大自然トレーニング

『大自然でのトレーニング』ってなんですか?

と聞かれることがあります。


難しいことはなくて、
言葉のままの内容です。

大自然フィールドで、

身体をフル活動させて、

チャレンジ精神と好奇心が
あれば大丈夫というものです。

今まで多くの滝を
チャレンジしてきました。

その内容を好奇心たっぷりの仲間と
チャレンジするアウトドア企画が

とてもおすすめの

『大自然でのトレーニング』です。


本日は
初めての方でもチャレンジできる
滝の写真を1枚アップします。

写真ではわかりづらいですが・・・

見た目以上に
かなり高い滝の上にいます。

普通なら立っていることが
あり得ない場所かもしれません。

たま~~に、泣いちゃう方もいます・・・

だけど、大丈夫です。


さて、
覚悟を決めたら・・・・

飛び込むも良し!

流れるも良し!

ジャンプするも良し!

後ろ向きで頭から落ちるも良し!

ちなみにこの滝にたどりつく前には
最大の難関?
20メートルの滝をチャレンジしなくては
先に進めません。

それはそれは、
驚いちゃうかもしれませんが・・・


トレーニングです!


マイナスイオンを全身で浴びて

日本には、
身体と気持ちを向上させる
大自然がいっぱいありますよ。

ほんの一部の写真です。

詳しくはまたあらためて!

サマーシーズンにイチ押しの
企画です。





トレーニング | 投稿者 井上正之 08:39 | コメント(0) | トラックバック(0)

筋収縮を意識したトレーニング

昨日、筋収縮を説明しましたが

もう少し、その筋収縮を意識したトレーニングを
説明してみます。

当院では
ぎっくり腰で来院される患者さんが後を絶ちません。

腰部に何らかの違和感や痛みを抱えた方は
とても多いのが現状です。

そのような方が腰部のトレーニングとして
いきなり筋肉に強い刺激を与えるようなことを行う
事は理想的ではありません。

そこで
当院では腹横筋という筋肉を意識したトレーニング
を行っています。

腹横筋とは腹部の深層にあるもので
腹圧を高める働きがあります。

例えば、
呼吸を吐きながらお腹を凹ませるようにする
時にこの筋肉が働きます。

同時に内・外腹斜筋も働きますので
腹横筋を鍛えることは、腹部の筋群を
バランス良く鍛えることになります。

また、この筋肉は脊柱(背中)の運動に影響しないため
腰部の筋群に不安がある方にも実施出来ます。

腰部を大きく曲げ伸ばしする事は
やはり腰部の筋群や関節に負担が出る為に

この腹横筋を
腹式呼吸を利用しながら腹圧を上げるような動き
でトレーニングすることは、

手軽にどこでも無理なく出来るトレーニング
でしょう。

イメージとしては
腹式呼吸の際に、吐く時にお腹を凹ませるように
お腹に圧をかけて

吸うときにお腹を膨らませるようにします。

慣れてきたら
お腹を、ボッコンぼっこんと動かせるように
していくと、

腹横筋を効果的に動かして、腹部の筋群を鍛えれます。

腹筋を鍛えるのに
一般的に行うような、仰向けから起き上がるような
腹筋運動を行わないでも、

腰に不安を抱える方でもこの腹横筋を意識すれば
いいのです。

私も、
あらためてこのトレーニングをやりたいと思います。

このキーボードをたたきながらでも出来るトレーニング
です。

トレーニング | 投稿者 井上正之 14:36 | コメント(0) | トラックバック(0)

Muscle Contraction

Muscle Contraction とは
筋収縮を言います。

聞きなれない難しい言葉かも知れません。

トレーニングやリハビリ、
時には医療における治療の際には

この筋収縮を基本として、様々な考え方などが
出てきます。

筋肉の収縮を大きく分けると

◆アイソメトリック・コントラクション
  (等尺性収縮)

◆アイソトニック・コントラクション
  (等張性収縮)

になります。

簡単に分かりやすく言いますと、

等尺性収縮は、
筋肉の長さを変えないでパワーを発揮するもの

等張性収縮は、
筋肉の長さを変えながらパワーを発揮するもの

となります。

筋肉の長さを変えないでパワーを出すものとは、

例えば、起立していて、倒れないように脚に
力を込めて踏ん張るときに生まれるようなパワーです。

それに対して
筋肉の長さを変えながらパワーを出すものとは、
通常の腕の曲げ伸ばしや、膝の曲げ伸ばしの時に
パワーを発揮するようなものを言います。

一般的には
トレーニングやスポーツでは
等張性収縮によってパワーを生み出すことが多い
ので、

その収縮運動を理解しながら鍛えていきます。

しかし、

医療リハビリでは
等尺性収縮を利用したリハビリトレーニングを
することがあります。

当院のリハビリやトレーニングでも
多く活用することがあります。

例えば、
膝のケガをして、リハビリ開始の際に
急に、膝の曲げ伸ばしをしながら筋肉に力を込めて
行くことは、ケガの損傷箇所に大きな負担を
かけることもあるので

初期のリハビリでは
等尺性収縮を基本とした、膝を曲げ伸ばししないで
膝を真っ直ぐ伸ばした状態で、脚の筋群に少しずつ
力を入れて、踏ん張るようにして、筋肉に刺激を
加えていき、膝周辺の筋群を鍛えていきます。


少し文章が長くなって
意味が分かりづらいかもしれませんが、

このように、
筋肉などをはじめとした、
人間の身体の構造や、構成する様々な細胞から始まって
細かい部分まで見ていくと、


それらを突き詰めて勉強していくと
身近なところに、スポーツパフォーマンスや

ケガからの復帰やケガの予防など、
多くの事柄について発見があるかもしれませんよ。

気になることがあったら、
まずは少し興味を持って調べてみるのも
良いかもしれませんね。

しかし、
面倒くさ~いと思う方は
専門家の方に聞くことが一番の近道ですね。

いずれにせよ、
自分自身の身体について知っておくことは
色々と発見がでてきますよ。

トレーニング | 投稿者 井上正之 15:59 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングのスケジュール

テニス選手にはオフシーズンが無いと
耳にする事があると思います。

確かに
年間スケジュールでは
一年中、大会の日程がつながっています。

それは
トッププロ選手、ジュニア選手、
多くの選手が年間スケジュールを計画的にたてて
プレーしています。

先月のトップジュニア合宿のミーティングでは

日本代表ジュニア選手の年間スケジュールと
それにチャレンジするためのピーキングの計画について
様々な話がありました。

代表監督をはじめ、様々な方々が選手をベストコンディションに持っていくために毎日を取り組んでいます。

その中で
選手がどれくらいの自己管理が出来るかが大きなポイントになってくることでしょう。

一年を通してベストコンディションでいることは理想ですが
なかなか難しいことです。

つい先日のサッカーの日本代表選手も
ワールドカップをピーキングのトップに持ってきている選手が大半だと思いますが、

まさかのケガや体調不良も現実に起きてきます。

テニスでもッサッカーでも
代表選手に選ばれたプレーヤーは

自己の健康面のチェックや診断を受けることとなります。

目指す大会のために
練習と前哨戦のような大会に出場しての調整もかねた
遠征など、

選手には多くのスケジュールをこなしていく自己管理が必要です。

私のもとにも

代表監督やコーチから
選手のケアやコンディショニングの話が入ってきます。

しかし、
選手自身が自分のコンディショニングにどれくらいの
重要度をもって取り組むかが、
将来の選手自身のパフォーマンスにつながってきます。

ケガをしてから
治療やコンディショニングに必死に取り組むのではなくて

ケガをしないような自己管理を日頃から取り組んでいくことを

強く指導しています。

現実は、

なかなかコンディショニングの意味や大切さが
正確にかつ、しっかりと伝わっていないような事が多々あります。

私のような立場の者が
コーチや関係者の方々とのコミュニケーションをしっかりととることは当然のこととして、

選手自信に
セルフコンディショニングの大切さや重要性を伝えていくことが

大切な役目でしょう。。

夏のシーズンは
特にジュニア選手にとって大きなヤマ場になってきます。

しかし、
将来のあるジュニア選手にとって

今現在、何が大切かを見つめなおして
チャレンジして欲しいと願っています。

最近、
子供達のケガが目立っています。

試合シーズンに向けてのハード練習も一因です。

アスリートに必要な
身体の基礎筋力を身に付けることに加えて、メンタル面の成長も目指して
この夏に色々と頑張って欲しいですね。

トレーニング | 投稿者 井上正之 09:46 | コメント(0) | トラックバック(0)

パーソナルトレーニング

昨日はパーソナルトレーニング指導を行いました。

トレーニングは
目的や目標設定などが重要になります。

その内容は各人によって様々ですので
時間をかけて話し合いをしていきます。

トレーニングの内容設定では
短期・中期・長期のプランをたてていきます。

体調の変化もありますので
トレーニングの進行内容も日々、微調整が必要になってきます。

時には、
身体の調整や治療などのケアも必要になってきますので

そのような場合は、
当院で、治療機器を使ってのケアや鍼灸やマッサージなど
その時の状態に合わせて身体のメンテナンスを施していきます。

梅雨のこの季節には
体調管理が重要になります。

トレーニング内容を継続させることを無理に実施してしまうと、
疲労の除去が不十分になりやすくなる場合が多いです。

寝苦しい日々が続き
睡眠不足なども影響してきますので

自分の体調をしっかりと把握して
管理出来るようにいくことが重要です。

湿度が高いですが、
やはり水分補給もまめに行ってトレーニングを
進めてください。

昨日のトレーニングでも注意したことは

体調に合わせて
無理をしないで、身体が重だるくてトレーニングが
スムーズに進めれない場合などには

少し早目に終了して、
クールダウンのストレッチを長めに行ったり

ボディーケアなどのメンテナンスとして
マッサージや鍼灸などを受けてみることをすすめてみました。

今回は
鍼治療をゆっくり行い心身共にメンテナンスしました。

ここ最近
疲れが取れない、痛みが出始めた、
慢性的に体調が良くないといった方々が多く来院されています。

皆さんも無理せずに
体調管理に気をつけましょう。

トレーニングも
スケジュールを決めているからと言って
無理をして実施しないように気をつけてください。

体調に合わせて
スケジュールは変更させるなど調整して、

無理のないトレーニングを行ってくださいね。

スポーツ好きな方々に多くみられることは、
『休まない』ということです。

たまには
休養する事もコンディショニングの重要なポイントですよ。




トレーニング | 投稿者 井上正之 08:20 | コメント(0) | トラックバック(0)

暑さと短時間での集中力

今日は
早朝の往診と午前の診療が終了して

そのまま急いでテニスのトレーニングレッスンに向かいました。

暑さ対策は大切です。

体温上昇が著しくなると
危険なこともありますので

休息と運動を短い時間で交互に実施していきます。

どうしても集中すると
楽しさと興奮状態も重なって休息が足りなくなります。

私の指導では
状況に応じてアイシングをこまめに実施しながら
練習やトレーニングを実施していきます。

このアイシング方法は後日、紹介したいと思っています。

さて、
本日は短時間集中で効果を最大限発揮できるようなテーマで実施してきました。

今から小休止して午後の診療に戻ります。

それにしても
気分転換が難しいほどの暑さですねッ!

くれぐれも水分補給と体調管理に気をつけてください。




トレーニング | 投稿者 井上正之 14:27 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングと湿度管理

今朝は
パーソナルトレーニング&コンディショニングに行ってきました。

梅雨のこの時期に、
体調をベストにもって行くことは非常に難しいかもしれません。

例えば、
熱中症という症状を皆さんもたびたび耳にすることでしょう。

汗を出せば、その汗が蒸発して気化熱が減少して体温を下げていきます。

脱水症状で汗が出なかったり、
逆に汗が沢山出てもその汗が蒸発しない状況になったりと、様々な原因で熱中症を引き起こすことがあります。

この時期、
湿度によって汗がなかなか蒸発しないで、熱がこもってしまいがちです。

湿度の高さが筋肉をはじめ身体に及ぼす影響は沢山あります。

本日も
朝からトレーニング指導の最中も汗がなかなか引いていきませんでした。

練習やトレーニングに夢中になっていると、
ついつい体調の変化に気づくことが遅れることがあります。

水分補給は当然のことですが
汗が乾きやすい環境を作っていくこともトレーニングや練習では大切になってきます。

最近ではウエアなどがとても素晴らしい素材で出来ています。
上手にそのような製品を利用したり、
トレーニング最中に涼しい環境で少し休息を入れることを心がけてみてください。

トレーニングでは
気合・根性だけでは効果は上がっていかないことも意識して、

『休むこと』『休息すること』もトレーニングの大切な要素であることを意識しましょう。

トレーニングは、正しい知識で行えると
その効果が倍増していくこともありますよ。

本日は診療が休みですが
トレーニング・コンディショニングのレッスンを終えて
スポーツ業界の方々にお会いしてきます。

小さなアドバイスでもいただける事は
とても貴重で勉強になることが多いです。

今日も充実できそうで楽しみです。



トレーニング | 投稿者 井上正之 10:25 | コメント(0) | トラックバック(0)

運動機能を訓練により向上

『利き手交換』という言葉を聞いたことがありますか。

交通事故や脳卒中による片麻痺などの障害によって利き腕が使いづらい状況などのときに、
利き手と反対側の手で日常の作業を行えるよに訓練をしていくことです。

最初は大まかな作業から始まり徐々に繊細な作業を習得できるように訓練していきます。

この訓練やリハビリはとても努力が必要となります。

利き手が自由に使えないときには、
人の心理として、その手の回復を目指して努力をしていこうとします。

しかし、この利き手交換は、
その利き手の回復だけを目指すのではなくて、
さらに利き手ではない反体側を訓練するのですから、気持ちの切り換えと前向きな気持ちを持つことがとても必要になってきます。

利き手を交換することは、
言葉では簡単にいうことが出来ますが、並大抵のことではありません。

この利き手交換に挑戦される方は様々なきっかけで訓練を開始しますが、
その気持ちの切り換えが、ご自身を前向きな行動に変えていくのです。

リハビリの現場では、この訓練を始めてから今までとは違ったプラス思考の考え方を持ち始めたり、あきらめかけていた日常の作業が習得できるようになるなど、とても良い結果が期待できます。

私は診療の中で、
利き手交換されている方の前向きな姿から、色々と教えてもらうこともあります。

日頃、
当院に来院するスポーツ選手がケガの治療の際に、その回復までの間に何かやっておくべきことはないかを話し合うことがあります。

そこで、利き手交換のリハビリの話をして、
努力次第では人の身体の機能は限りのない発達を習得できることを説明することがあります。

そのようなとき、ケガをしている選手の中には
自分がケガでマイナス思考になっていることを考え直して、
その時に出来るトレーニングなどを見つけ出そうと頑張る選手も多いです。

人の身体の運動機能や神経伝達は訓練により想像もつかない進歩を得ることができます。

前向きに気持ちを切り替えることが、第一歩となります。

前回の記事でも話したようにプラス思考が様々なよい結果に結びつくのでしょう。







トレーニング | 投稿者 井上正之 08:50 | コメント(0) | トラックバック(0)

自己改造プランとチャレンジ

自分自身のプレーをレベルアップさせたい、身体能力をアップさせたい!

そのようなことを思って当院にトレーングやコンディショニングを受けに来られる方々がいらっしゃいます。

スポーツを職業とされている方々は自分自身の身体やパフォーマンスの全てが仕事に関わってきますのでとてもシビアな状況であることも多々あります。

当然のことですが、
そのプロ意識はとても高いです。

当院でのパーソナルトレーニングやコンディショニングも自己投資として時間や費用も費やすことになります。

私の立場としては、
トレーニングやコンディショニングに対するプログラムを立てていくには、経験によるものも大きな柱になってきますが、加えて緻密なデータや情報や知識なども重要になってきます。

そのため、日々の勉強は欠かすことはできません。

特に、プロの方々の真剣なチャレンジや自己管理の姿をスポーツに取り組むジュニア選手たちにもみて欲しいと思うことがあります。

ジュニア選手が自己管理するというのは簡単なことではないでしょう。
そこでは我々のような指導の立場にある者がしっかりとサポートとプッシュをしていくことも大切でしょう。

将来の選手を目指すジュニア選手たちには、今ある目の前の成績にはとらわれすぎずに未来の自分に向かってチャレンジして欲しいです。

ジュニア期には絶対的に身体能力アップのために取り組む重要な時期があります。

その時期に思い切って挑戦して頑張ってほしいです。

頑張る選手をバックアップして応援する毎日です。



トレーニング | 投稿者 井上正之 08:19 | コメント(0) | トラックバック(0)

インターバルトレーニングの導入

トレーニングには様々な方法と考え方があります。
スポーツの種目の特性・特徴に合わせてプログラミングをしていくことで効果を生み出すことができます。

色々なトレーニング方法の中に『インターバルトレーング』というものがあります。

なんとなく聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。

簡単に言うと運動強度の「大きいもの」を短い時間で行い、「小さいものを休息として」数倍の長さの時間で繰り返し行っていくトレーニングです。

強度の高い運動と休息の繰り返しなのですが、
その休息が完全な休息か軽い運動を維持しながら休息するかでも多少の違いもあります。

では、どのような効果があるかと言うと、
持久力の向上に加えて、脂肪燃焼に有効であることもわかってきました。

『脂肪燃焼?』

非常に興味のある方々が多い魅力的な言葉ではありませんでしょうか。

でも一般的に脂肪燃焼には有酸素運動といったエアロビックな運動によって効果が出るのだと思っていることでしょう。

運動強度の高いものは無酸素運動です。
通常、脂肪燃焼するためには酸素が必要となります。
また、強度の高い運動では乳酸が発生しますので脂肪分解の妨げになります。

ではなぜ、インターバルトレーニングで脂肪燃焼が起きてくるのかと言うと、

短い時間の高強度の運動では乳酸値があまり上昇せず、休息時の軽い運動時に急速に酸素が取り込まれて活性化されると考えられています。

このように、インターバルトレーニングはとても効果的なものと考えられています。

しかし、その強度や運動と休息の時間やセット数については
とても慎重に行わなくてはなりません。

ただやみくもに実施してしまうと、オーバーワークになってしまったり、ケガの原因になることもありますので、
トレーニングをする際には十分に気を付けてください。

私がテニス選手のトレーニングを実施する際にはこの『インターバルトレーニング』を積極的に取り入れています。

その強度や内容・休息をしっかりとプログラミングしていけばジュニア選手のトレーニングでも効果的です。

しかし、この場合は子供たちの気持ちの維持となるメンタルの部分も大切となり、そして何よりもケガ・オーバーワークにつながらないように、頑張る気持と運動量のバランスを注意していかなくてはならないでしょう。

当院に治療に来るジュニア選手や学生選手の多くに
オーバーワークが目立ちますので、指導者の方々がしっかりと勉強して、最高な練習を準備出来れば素晴らしいですね。
 
効果的なトレーニングとリスクというものは表裏一体ですので注意しながら取り組んでいけば、最高な結果が出ることだと思います。





トレーニング | 投稿者 井上正之 11:42 | コメント(0) | トラックバック(0)

『オールアウト』へのチャレンジ

わざわざ遠方よりテニスとトレーニングのプログラムを受ける為に来ていただく方々がいらっしゃいます。

その中の一人に
『テニスの知識をつけて、身体を鍛えて、テニスが強くなりたい』との目標でプログラムにチャレンジされている方がいらっしゃいます。

テニスを職業とされていますので、全てが本気のチャレンジでしょう。

プログラムは有料ですし、決して内容も簡単なものではなくとても厳しいものです。

仕事以外に、時間をどこかで作り出して自分自身にチャレンジすることになります。

その意気込みを思うと、私も本気に厳しく向かい合わなくてはならないと思っています。

時間を作ってもらい来院していただいてミーティングを繰り返します。

時にはコートでヒッティング指導したり
室内でトレーニングのフォームの矯正をしたりしていきます。

テニスやトレーニングの状況、そして体調などもヒアリングして今現在、必要であることを話し合って見つけ出していきます。

全ては、
本人の意気込みにかかってきます。

目標やテニスに対する想いや希望など、各人がそれぞれ抱いているものがあるはずです。

私の希望は
先ずはケガをしないで目標にしっかりと向かって頑張って欲しいと願っています。

目標を高く持ったときに、
今ある自分の環境を見失わないで、先ずは足元を固めてしっかりとした足取りでジャンプアップしてほしいです。

ついつい
上を見すぎて自分の今やるべき基盤となることをスキップしそうになることもあるかもしれませんが、

沢山の体力をつけていけば、チャンスが来たときに一気に飛び出す準備が整っているはずです。

トレーニングでは『オールアウト』という言葉があります。
筋肉の全てのパワーを限界まで出し切ることを言います。

なかなか簡単なことではありませんが
テニスでもトレーニングでも『オールアウト』にチャレンジしてほしいと願っています。

頑張る人を本気で応援するために
私自信も、私が出来るバックアップに対して『オールアウト』にチャレンジしていきます。



トレーニング | 投稿者 井上正之 08:00 | コメント(0) | トラックバック(0)

忙しい女性へのトレーニング

当院でのトレーニングプログラムを実施するスポーツ選手は各種目の方々がいらっしゃいます。

ジュニア選手・学生選手・プロ選手・実業団選手・コーチの方々・・・など、それぞれの競技をシビアな状況で頑張っていらっしゃる方々です。

その他に目立って多い方々は、一般女性です。

年齢層や目的などは様々ですが、皆さんがとても熱心に取り組まれています。

一般女性の方々に喜ばれている内容は、

『いつでも・どこでも出来ること』
『自分の気になる健康について取り組む』

中には、『ついでにテニスの動きも良くなっちゃう』といった目標の方もいらっしゃいます。

皆さんとても前向きですね。

手軽に難しくなく、そして肩こりや腰痛などの健康面の改善を優先することも重要になってきます。

当院は医療機関ですので
治療を継続中の方や健康維持のためにボディケアをしながらトレーニングされる方々がとても多いのも特徴です。

特に女性は美容と健康には非常に敏感ですのでセルフケアすることに前向きです。

連日、治療のために来院されている方で、運動経験の無い方々はとても多いのですが、

簡単な運動や手軽なエクササイズを指導すると非常に喜ばれ頑張って続けておられます。

昨日も、一般女性へのトレーニングを実施いたしましたが、
そのメニューへのリクエストは『とにかく簡単に』という内容です。

家事やお勤めで忙しい方々が継続できる内容を中心に行っていきます。

また、腰などの症状が悪化されていた方々が手術を検討されていましたが、どうしても手術が嫌だからということで受診されて継続治療とプールでの水浴訓練を中心としたトレーニングを頑張って、改善されている方々もとても多いです。

皆さんの頑張りに私自身も刺激を受けることも多々あります。

少しのチャレンジで快適な毎日を過ごせることがとても素晴らしいと実感しています。


トレーニング | 投稿者 井上正之 08:39 | コメント(0) | トラックバック(0)

陸上競技場でのトレーニング

フィールドトレーニングを行う際に
陸上競技場のトラックを使用することがあります。

テニスの場合はトレーニングを実施するのに、通常はテニスコートでの練習の前後にコート上で行うことが多いです。

陸上競技場はどこの土地にでもあるわけではありませんが、
もしも近所に利用できるフィールドトラックがあれば、トレーニングのバリエーションも広がって最高のコンディションで実施出来ます。

例えば、
アメリカの大学では広大なキャンパス内に陸上競技専門のトラックがある場合が多いです。

多くのアスリート達が日々のトレーニンや練習の前後の調整などに走りにやって来ます。

気軽に利用できますので、
私もテニスの練習の前後に走りに行きました。

そのすぐ横ではオリンピック選手がトレーニングしていることもあったりと、その自由な雰囲気や練習することに対して
選手のレベルを問わずに皆が素晴らしい環境を利用できます。

スポーツ大国のアメリカはやはり環境がダイナミックです。

日本も素晴らしい施設をもった大学などがありますので、子供達や一般市民にも開放されると素晴らしいな~と思ったりもします。

先日は往診の帰り道に近所にあります公共の陸上競技場に行ってきました。

数名の学生選手達が頑張って走っている姿がとても清々しく見えました。

そこはサッカーなども出来ますので大きな大会も開催されますが、そのような大会のない日々には皆さんが利用できますのでとても有難い施設です。

近日中に行うトレーニング指導でもこの施設で思い切ってラン系のメニューをじっくりやる予定です。

テニスシューズからランニングシューズに履き替えて気分も一新で楽しみです。



トレーニング | 投稿者 井上正之 08:40 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニング合宿と天然水

昨日はとても良い天気でしたね。

午前中のコンディショニングの仕事が終わったらすぐに車を走らせ富士山の麓へ直行しました。

夜のコンディショニング・ケアの仕事に間に合わせるためには、かなりのハードスケジュールで戻ってきます。

富士山麓に行くとあちらこちらに桜が咲いていましたよ。

さて、
富士山の麓には多くのテニスリゾートがあります。

以前、松岡氏のトップジュニア合宿で富士山の麓のリゾートに何度か訪問した際に、その空気の美味しさと樹々の緑の迫力に感動して、それからはよく訪問する土地となりました。
とてもお気に入りなんです。

今回は、
テニス・トレーニング合宿 【大自然フィールド編】 の視察に来ました。

合宿では、湖畔や大自然のフィールドをいかしてのトレーニングを行っていきます。

そして、もう一つの特徴は、
『地域の食材や美味しい食事をいただくことと、富士山の天然水をエクササイズの水分補給に摂取することです』

日本各地には美味しい天然水がありますので大変嬉しいです。この富士山の天然水はバナジウムを多く含む天然水でとても美味しく人気があります。

そのような天然水をトレーニングの中でしっかりと補給していき、時にはリラックスにもなります。

以前、フロリダのアカデミーで選手として練習していた頃に、アメリカオリンピックチームのドクターの講義を受けました。

その際に、「水とスポーツドリンクのどちらをスポーツで摂取するのが良いですか?」と質問したところ、

「『ゲータレード』が水より良い場合があります。ただそれが全てではないよ!」との答えでした。

ゲータレードは1960年代にアメリカのアメフト選手の水分補給のための研究から誕生したもののようです。

糖分やミネラル成分のバランスがよく、さらに体液の浸透圧に近いことが人気のようです。

今では、日本で多くのスポーツドリンクが発売されていますので、スポーツシーンには欠かせない水分補給となっています。皆さんもオリジナルやお気に入りがあることでしょう。


予定しているトレーニング合宿では、最高の天然水を上手に摂取してリフレッシュしながら進行していきます。

皆さんも、日常生活やスポーツシーンで上手に様々な水分補給を状況に合わせて摂取してください。




行列が出来るほどの人気の天然水です。



こちらの天然水の場所は、
最近大人気のパワースポットとしてメディアで
紹介されているようですね。
とても賑わっています。
トレーニング | 投稿者 井上正之 10:28 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングのプチ知識

今回はトレーニングの豆知識の話です。

例えば、
サッカー選手と長距離ランナーの脚の筋肉の付き方は見た目にもかなり違いますね。

筋肉が隆々のゴッツイ見た目の『サッカー選手』と
カモシカのようにスラッ~とスタイルの細い『長距離選手』。

皆さんは、どちらの脚のスタイルが好きですか?

ただ単に、下半身トレーニングをしたり、スポーツジムで一般的な脚ためのトレーニングマシーンを実施するだけではなく、

筋肉のメカニズムを少しだけ覚えると、ちょっぴりトレーニング知識が習得できて、さらに、お好みのスタイルに変身できるかも!しれませんよッ!

身体の筋肉の構造は、
時々、耳にする『遅筋(赤い筋肉)』と『速筋(白い筋肉)』と『中間筋』に分かれます。

ちょっと話が難しくなりそうですが・・・
簡単に言うと、

『遅筋』は、有酸素運動のようにゆっくりした運動で鍛えられる筋肉で、ほとんど筋肉が太くならないのです。

『速筋』は、ダッシュやパワー系の運動で鍛えられる筋肉で、筋肉が太くなっていくのです。

と言うことは、

脚の太さが気になるという時のふくらはぎをみてみると、

ふくらはぎの代表的な筋肉は『腓腹筋(速筋)』と『ヒラメ筋(遅筋)』があります。

ですので・・・
『腓腹筋(速筋)』を鍛えないで、
『ヒラメ筋(遅筋)』を鍛えれば、
『腓腹筋(速筋)』がモッコリと発達しないので、スタイルの良い脚に変身が可能ですね。

簡単に言うと、
有酸素運動を継続すれば、『遅筋』が主に鍛えられるので、筋肉隆々にならずに、細身のスタイルに変身が可能という話です。(もちろん個人差はあります)

トレーニングは、
少しだけ筋肉のメカニズムを知れば、楽しく・効果的に・そして、安全に出来ちゃうのです。
 
では、テニスをやると、どっちの筋肉が鍛えられるのですか?・・・

テニスは、有酸素系も必要だし、瞬発力のパワー系も必要なスポーツですね。

と言うことは、
言い換えれば、バランスの良いスポーツって事です。

まさにハッピーエンドです。



本日は午前と午後の診療の合間に
テニス・トレーニングレッスンを実施します。
いい天気そうです。


◆◆オーダー・インソール作製会のお知らせ◆◆ 

 自分の足に合わせてのオーダー・インソール作製会
 (今回はSuperfeet カスタムインソール)を実施致します。
 
 日程 : 平成22年4月25日(日曜日)
 会場 : えすぽわーる伊佐沼(埼玉県・川越市)
 問合せ: 049-224-3210
       えすぽわーる伊佐沼 テニス担当者まで
トレーニング | 投稿者 井上正之 07:57 | コメント(0) | トラックバック(0)

スポーツクラブとエクササイズ

今回、横浜での研修スケジュールの合間に、
みなとみらい地区のファッションビルに新規に入ったスポーツクラブ(ジム)を見学に行ってきました。

現在、新規のスポーツクラブの多くは内装やサービスなどが豪華なところが多いのですが、今回のスポーツクラブはシンプルでエクササイズを純粋に楽しむ方には最適なものに思いました。

人気が出そうなところは、景色や夜景を一望しながらエクササイズが出来るロケーションなのでとても素晴らしくて張り切ってしまうかもしれません。

以前に、都内のほとんどのスポーツクラブを仕事で視察させていただきましたが、日本のスポーツクラブの経営はとてもサービス業としての対応や施設の充実が素晴らしいです。

アメリカの各地のスポーツクラブやジムも利用しましたが、スポーツが日常生活に取り入れられているアメリカの社会では、スポーツクラブに対する認識も日本とは違うように思います。

建物(施設)のスペースや習慣の違う日米では比較することは根本的に難しいのですが、

現在の日本のスポーツクラブのサービスや施設の充実ぶりはとても素晴らしいです。

さて、
今回も思ったことなのですが、
会社帰りの方々などは、スポーツクラブの利用時間枠に制限もあることでしょうから、

エクササイズを行っていく際に、短い時間枠の中で多くのエクササイズを毎回のルーティンワークのように実施しようとしてハイペースで運動強度を上げてしまうと、リスクが高くなることも考えられますので注意が必要です。

私が選手のトレーニングを行っていく際には、選手本人に運動メニューの目的や効果をきちんと理解するように伝えます。

本人が理解・認識できていれば、その日の体調によってメニューの使い分けも可能になります。

皆さんも、無理なく・楽しく・快適にエクササイズを行ってください。
時には、頑張り過ぎないことも大切ですよ



今回の見学したクラブと同じビルから見た景色です。



◆◆オーダー・インソール作製会のお知らせ◆◆ 

 自分の足に合わせてのオーダー・インソール作製会
 (今回はSuperfeet カスタムインソール)を実施致します。
 
 日程 : 平成22年4月25日(日曜日)
 会場 : えすぽわーる伊佐沼(埼玉県・川越市)
 問合せ: 049-224-3210
       えすぽわーる伊佐沼 テニス担当者まで
トレーニング | 投稿者 井上正之 11:24 | コメント(0) | トラックバック(0)

『トレーニングレッスン』

『機能的な動き』『効率的なステップワーク』『シンプルなスウィング』・・・
『ケガをしない筋肉の使い方』
『なぜプレーでケガをしてしまうのか・その予防方法』

様々なテーマの『トレーニング・レッスン』を実施しています。

何年も前から、
トレーニング分野とテニスのテクニックを組み合わせたレッスンを続けています。

このプログラムのスタートは、
プレーヤーレベルのジュニア選手やプロ選手に実施していましたが、
その内容をアレンジしながら、子供から大人の方々までを対象にしています。

どのような動き方をすれば機能的に無駄なく、かつシンプルに最大限のパフォーマンスをできるかを目指します。

簡単に話しますと、

身体をどのように動かせばテニスが上手にプレー出来るかということを目指していきます。

誰もが、無駄なエネルギーを使わずに、上手に身体を動かしてプレーできれば嬉しいことだと思います。
 
少し目の付けどころ変えてみると、驚くようなプレーの変化があるものです。

そのような今までは気が付かなかった身体のパーツの動かし方など、ちょっとしたヒントやきっかけを見つけ出すためのレッスンです。

一生懸命にトレーニングをする時期が必要な選手もいます。

また、プロ選手のように必要な筋力やプレーレベルを持った選手が、さらなるレベルアップのためやリハビリ目的などのために、より機能的な動きをマスターするために実施する場合もあります。

その他には、テニス愛好家の方が、楽しく・ケガなく・より上手にプレーしたい場合にも取り入れています。

テニスをシビアにプレーする方にも、またテニスをライフワークに楽しむ方々にも、『身体を効率よく動かす方法』をチャレンジしていただけると、
ますますテニスが楽しくなると思います。

何か変化を手に入れると、テニスがもっと楽しくなってしまいますよ!



◆トレーニングレッスンのスケジュールなどの詳細は
 後日、掲載いたします!

トレーニング | 投稿者 井上正之 07:43 | コメント(0) | トラックバック(0)

運動生理学とトレーニング

トレーニングのプログラムを作成していく場合には
様々な知識や情報から組み立てていきます。

その中には『運動生理学』というものがあります。
その内容は運動による身体の働きなどを研究していくものです。

脳・神経・筋肉・精神(心)・・・身体機能に及ぼす影響と運動との関係を勉強していきます。

私のトレーニングメニューでは、この運動生理学の分野も大きなポイントとなります。

多くのスポーツ体験と組み合わせて考えていくと、とてもワクワクしてきます。

また、日頃の治療などの医療分野での体験からも、ケガをしないパフォーマンスをバックアップしていきます。

トレーニング分野にこれが正解というものはないのかもしれないですね。

多くの方々がトレーニングに目的をもって頑張っていくことを、多くのトレーナーやコーチ、時にはリハビリ担当の先生などがバックアップしていくことでしょう。

みなさんもトレーニングをしてみようかな、と思ってもらえると嬉しいです。

春になり少しだけ積極的になってみませんか!



トレーニング | 投稿者 井上正之 07:07 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングメニュー

桜の花が元気よく満開になるのが待ち遠しいですね。

昨日も、朝早くに、往診に出発です。
桜並木を気にしながら、数軒のお宅を車でお伺いします。

慌ただしい朝も、往診を待っている皆さんと色々な会話を交わしていると、皆さんから色々な事を教えていただくこともたくさんあります。

その間にスタッフがひと足早く、診療の準備をしてくれています。
感謝ですね。
往診から急いで戻ってきて、日曜日の診療の開始です。
平日には通院できない方々が、分刻みで来院されますので、
私もエネルギー全快で張りきりました~。


診療が終了して、帰宅後はパソコンに向かい、
数名のテニス選手のトレーニングメニューの作成に取り掛かりました。

現在のプレー状況や日々の練習状態を担当コーチや本人に確認しながら、細かくメニューを練っていきます。

なんといっても、この季節の気候の変化も体調維持や筋肉の疲労にも大きく影響するので、大切なポイントですね。

その後、日本テニスのナショナルコーチの方とテニスについて色々と話をして、たくさんのアドバイスをいただきました。
いつも思うことは、様々なアドバイスをしていただけることは、何よりも嬉しいことです。

夜は、一般の女性のトレーニングメニューの作成です。
選手と違って、一般の方々の目的・目標は様々ですが、
皆さんの真剣な取り組みにはいつも『凄いなぁ』と思うくらい頑張っていらっしゃるので、私も脳をフル回転させちゃいます。




トレーニング | 投稿者 井上正之 08:10 | コメント(0) | トラックバック(0)

股関節がポイント

雨が続いて、きっとテニスが出来ずに、運動不足の方が多いかもしれませんね。
ちょっと、頭を切り替えて・・・
トレーニングでコンディションを整える絶好のチャンスかも!

冷たい雨が降ったり、
暖かくなったり・・・

『ぎっくり腰』の患者さんが、連日、大勢来院されています。

みなさんの復帰に向けて、治療する立場としては、
まずは、その辛さを丁寧にお聞きしてから治療のスタートです。

『たった1回、クシャミしただけで…全身がフリーズ』という事もよくある原因のひとつです。
 
そこで、数ある予防法の中から、簡単な方法を紹介します。

基本としては、
日頃の身体の柔軟性と筋力の維持や強化が必要です。

そのトレーニングには様々な方法がありますが、
まずは、今すぐにできることとして、
『股関節』をしっかりと柔軟運動しておきましょう。

仰向け(あおむけ)にリラックスして寝ます。
片脚づつ、膝を曲げて、股関節をグルグルとゆっくり・脱力して回してくださいね。
ちなみに仰向けになることは、背筋群の緊張の除去が狙いです。

この運動は『脱力』がポイントです。
一生懸命に回すのではなくて、『股関節を緩める』ようにするのが大切ですよ。

では、なぜ股関節の運動が大切だという理由は・・・

その一つに『腸腰筋(大腰筋・小腰筋・腸骨筋)』の働きがあるんです。
聞きなれない筋肉ですが、股関節の働きと腰への影響を考えると、重要な筋肉なんですよ。
名前だけでも、頭の片隅に記憶させておくと、またいつか出会う筋肉たちです。

ちなみに、股関節の動き(可動域)の改善は、テニスでは踏み込みの安定につながりますので、
要チェックですよ!



トレーニング | 投稿者 井上正之 14:30 | コメント(0) | トラックバック(0)