チューブトレーニングは
当院でのリハビリメニューでも重要なメニューの一つ
でもありますし、
さらにはアスリートのトレーニングのメニューでも
実施するトレーニングです。
このチューブトレーニングは
私がトレーニング指導でも長年実施しているもので
そのオリジナルメニューもとても豊富で
さらには非常に細かく繊細な部分もあります。
ですのでその指導も丁寧に行う必要がでてきます。
そうすることで、その効果にも大きな差が出てきて
しまいます。
さて、
チューブトレーニングのリハビリメニューは
長年、医療の現場でも行われています。
私も、開業前よりチューブトレーニングは
様々な現場で実施してきました。
リハビリ目的では、とくにその導入期が重要になります。
リハビリでは
ケガをした方々は、復活を焦ることも多々ありますので
トレーニングの導入時期の選択はリハビリのプランの中でも
非常に気を使います。
当院での例として
肘関節や肩関節を負傷した方のリハビリ段階では
チューブトレーニングを取り入れていきます。
肘や肩の負傷はテニスが原因で来院する方は
非常に多いです。
そのリハビリ時期とチューブトレーニングの実施方法を
指導して、ご自宅などで日常生活の中で行ってもらいます。
さらに重要なのが
症状が改善してきて完全にテニスのプレーに復帰した
後にも、チューブトレーニングの継続が大切です。
どうしても
痛みや違和感がなくなるとトレーニングなどは
ついつい面倒臭くなり、継続をやめてしまいがちです。
しかし
テニスのようなラケットを使って腕を瞬発的に動かす動作が
頻繁に行われるスポーツでは、肘や肩などの関節には
想像以上の負担がかかっています。
一般的に、
ケガをしていない時のプレーのイメージが記憶に強くあるのが
通常ですので、
痛みや違和感がなくなるとすぐに
その良かったころのイメージでプレーを全力で再開して
しまう方が大半です。
その時に
筋力の低下などがあれば、すぐにまた関節や筋肉への
負担が発生してケガの再発につながってしまいます。
このことは
多くの方々は頭でわかっていても、トレーニングの継続に
つなげるのは難しい習慣かもしれません。
あまり
ストイックにトレーニングを考えすぎることも
良くありませんが
テニスのような激しい動きのスポーツを楽しむためには
何らかのトレーニングの導入も必要かもしれませんね。
気楽に考えてトレーニングを
テニスの練習の一部として取り入れてみるのも
良いかもしれませんね。
ケガの予防がもっとも理想的かもしれません。
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