アメリカの大学のキャンパスの広大さは
やはり桁外れです。
私は入学してすぐに、
インドアの
テニスコートを探していたところ・・・
間違ってアメフトのインドア練習場にはいってしまいました。
日本での感覚ならば
『すみません』・・・・と言って謝って出れますが・・・
全米での強豪校のフットボールは
その組織の大きさはすごいもので・・・・
練習は当然、シークレットな部分がたくさんあります。
マスコミの取材も当然ダメな部分が出てきます。
そのような状況を知らない私は
お気軽に建物の敷地内に迷い込んでしまったのです。
例え方が正しいかわかりませんが・・・
例えば・・・
日本代表のサッカーの試合前の練習で報道陣をシャットアウトしているところに
一般人が
勝手にグラウンド敷地内に入っていったときに、
物凄い勢いで怒られて締め出されるような状況です。(あくまでも例え話です)
私は、
屈強なマッチョマン数人に囲まれて
シャツの襟元を持ち上げられてつまみ出されるありさまでした。
『おっそろしかった~』って感じです。
まるでアニメで見るようなつまみ出され方でした ^_^;
カレッジフットボールでは
監督さんもプロの世界でスーパースターだった人気者が
大学のチームに就任することもありますので
日頃から常に報道陣の数も物凄いです。
当時のアラバマ大学の監督さんもかつての大スター選手でしたので
毎日のようにテレビに出ています。
その監督さんに会いたくてアイドルの追っかけのようにチャレンジしましたが
簡単にはお会いすることはできずに
大学在学中に1度だけ遠くにいるその姿を見ただけでした。
アメフトやバスケの選手も有名選手が多く
その他の競技もオリンピック選手もいましたが
その様な選手もアメリカの大学では
授業にちゃんと出席していますので
わたしも多くの選手たちと仲良くさせてもらいました。
アメリカでは
各種競技のスター選手でも勉強をしないと進級できませんので
本当によく勉強するんです。
さて、そのような選手たちの活躍するフットボールは
人々の生活の楽しみでもある人気スポーツですので
地域の人々は大学のTシャツや帽子をかぶって
何日も前から盛り上がって応援する楽しさは、はかり知れません。
試合の時には
街中が同じ色(カラー)一色に包まれてしまいます。
その団結感がたまらなく楽しく盛り上がるんですね。
日本も
地元密着のスポーツが全国各都市で存在して
人々のつながりが出るようになればとても楽しく
そして人とのつながりも密になるかもしれません。
出来れば地元のスポーツチームが存在して
みんなで応援したいものですね。
もう一つ・・・驚いたのが、
日本では考えられませんが、
ホーム試合の朝、
選手たちはサイレンを鳴らした多くの警察の車輛とバイクで先導されてやってきます。
当然、信号は関係ありません。
埋め尽くす沿道の応援の中を専用バスでスタジアム入りします。
アウエー試合での場合も
遠方から勝利をみやげに凱旋するときは、
飛行場に専用機で降り立ち、そこからはやはり先導されて
信号をノンストップでたくさんの応援の待つ大学に戻ってきます。
まさに地元のスター軍団です。
想像を超える人気だなーと思ったものです。