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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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日本代表トップジュニア合宿 

先日、
東京のナショナルトレーニングセンター(NTC)にて
トップジュニア代表合宿が行われました。

今回は、今年の年齢別の日本代表メンバーを選択する目的もあり
すべての選手がその目標に向かってチャレンジしました。

テニスは個人スポーツですが、日本代表になることは
チームとして闘うために、練習もチームのメンバーと支え合い
チームとして成長することが大切です。

合宿では、松岡プロを中心に連日のハードスケジュールで
進められていきます。

松岡プロ、選手、そしてスタッフの方々も
全力で気力・体力を途切れさせることなく頑張ります。

合宿は連日、早朝の練習から夜遅くの講義・ミーティングまで
とても過密なスケジュールですが、関係するすべての方々の誰もが
世界にチャレンジする選手のために力を注ぎます。

NTCでの合宿ですので、多くの競技や世界的なアスリートや指導者、
そしてオリンピック選手やメダリストの方々が
この合宿に協力してくれることなども含めて
他には真似のできないような素晴らしい内容のものです。

『人』とのつながりが大きな力を生み出し、未来の日本テニスに大きな影響を
与えることは間違いないでしょう。

このような短期間の合宿で大切なのは
合宿中に学んだことを
帰宅後の毎日の日々にどのように生かしていくか
ということが選手にとっては重要です。

私も自分なりに整理し繰り返し勉強するように心がけています。

テニスに特化した内容ですが、
各種競技のスペシャリストからも学ぶことの出来るこの合宿は
言葉の一言ひとことのすべてが、積極的な生活へのアドバイスにもなります。

私の場合、医療の現場とスポーツの現場を毎日の業務としていますが、
体験するすべてのことが大きなアドバイスとして
力となります。本当に有難いことです。


今年はオリンピックイヤーですので
今まさにNTCでも様々な競技の多くの代表選手が血のにじむような練習も
行なっていました。

是非、日本のスポーツ、そしてテニスが世界で活躍することを応援したいと
思う時間を過ごさせていただきました。










             >>>>>詳細はコチラ




テニス | 投稿者 井上正之 08:37 | コメント(0) | トラックバック(0)

テニスエルボーについて

テニスエルボー(テニス肘)・・・

とても多い症状です。

テニスエルボーは肘の外側の痛みが一般的です。
(ゴルフや野球は内側の場合が多いです)

症状を細かく診ていくと、
関節面、腱が骨に付着している部分、
または筋肉から腱への移行部、さらにもっと細かく痛みの部分を探ることで、
痛み発生原因の解明が可能になります。

特に、
テニスにおける原因を細かい部分までつきとめることが重要です。

例えば、
ラケットの握り方、指の力の入れ方、肘や肩関節の使い方、
その他にも筋肉の細かい使い方、各関節の使い方や
連動した動き、時にはテニスのプレーへの考え方からくる
力の出し方など、
細かく診ていくとその原因はとても繊細なことがほとんどです。

当院では場合によってはお話だけではなく
痛くない範囲で日頃の動きを再現していただき
その動きから原因を説明して、今後の改善策を提案します。

そして、治療の意味やリハビリの大切さ、
そして今後の『治療~リハビリ~トレーニング~テニス復帰』までの
流れを理解していただき、そして
その流れを計画的に進めることが大切になります。

ご本人のケガに対する理解が不十分だと、
その後のテニスでの再発の可能性は非常に高くなってきます。

基本は『完治』そして『再発しない強化』と
『原因のテニスのパフォーマンスの改善』が大切です。

当院では
治療とマンツーマンでのトレーニング指導を実施しています。
時にはオンコートでのテニス指導まで行い、完全なる復帰を目指しております。

私自身も選手時代に、テニスエルボーになったことがあります。
当時、医療とトレーニングの先進国のアメリカではケガへの取り組みは、
完璧なステップをもって復帰までに導いてもらいました。

特にトレーニング過程の充実は、当時の日本とは大きな差がありました。

そのような前向きな取り組みを経験したことは
貴重な体験でした。


さて、テニスエルボーに限らず様々なケガにおいて
時々耳にするのですが
「痛みと付き合ってテニスを続けます」とおっしゃる方が
目立ちます。

本当に多いのです。

是非、快適な状態でテニスやスポーツを継続していただきたいと
願っています。

ケガやしつこい痛みなどの症状は
『治らない』のではなくて
多くはしっかりと『治していない』のが現状です。

楽しいテニスを一日でも早くやりたい気持ちは十分に理解しています。
その気持ちを抑えて、治すことへの時間を費やすことへの重要度を
時間を費やしてでも説得することがあります。

ご本人が納得していなくては治療の効果は激減します。
説明と同意のもとにベストな方法を見つけ出していきます。

この部分がとても大切です。

多くの方が、復帰を焦ることが多いです。
ジュニア選手の中には
指導者の方々に早く復帰することを言われると主張することもあります。
そのような場合はご家族も焦ってしまいますし迷ってしまいます。

そのような場合は、
治療の大切さを理解していただき
その上で報告書や治療経過書をお出しして
現場に理解をしていただくこともあります。

これは他の競技種目でも行っています。
(野球・サッカー・バレエ・ダンス・・・・)

ただ単に休む事を勧めるわけではなく、症状によっては『休む』勇気も必要な時もあります。
そのためのお手伝いができればと日々奮闘しています。


また
エルボーの治療において
エルボーバンドというサポーターについても質問を受けます。

これには様々な考え方がありますので、またの機会にさせていただいて、
テニスエルボー = エルボーバンド
という考え方だけではなく、その方に最適な方法を見つけていきます。


テニスエルボー・・・・

テニスをする方にとっては一大事です。
ぜひ、完治して再発予防も実施してください。

ただ単に
マッサージや鍼などで痛みを取るだけでは再発の可能性が
高くなることもあります。
強化と予防も重要です。
そして、テニスの打ち方や『考え方』の改善も時には必要です。

計画的にテニス復帰に向けて行動してみてはいかがでしょうか。

皆さんの快適なテニスライフを願っています。









医療 | 投稿者 井上正之 10:01 | コメント(0) | トラックバック(0)

仕事の後は海の上

先日、
インソール作製関係の仕事で横浜に行ってきました。
関係先の会社様にうかがうなどフットワークを軽くしての行動です。

当院では
インソール作製業務は院内を中心に実施していますが

ご依頼をいただければ
可能な限り皆様のご希望の場所に出向いての作製も行っています。

例えば、
テニス会場ではイベントや合宿などにも出張作製も行います。

また、企業様からのご依頼で作製希望者様が集まればリクエストに応えて
ご要望の内容で作製会を開催いたします。

『インソールを作ってもらいたいのだけれど東京・多摩まで行くことが困難』
という声にも積極的にお応えします。

また、テニスクラブやスクールでも
『バランス測定会&インソール作製会』イベントとして
ご好評をいただいております。


今年になって
横浜に出向くことが重なりました。
仕事の移動中には
みなとみらい地区やオフィスの立ち並ぶ関内や
観光客で賑わう中華街など、少し歩けば簡単に徒歩でも歩けることを知りました。

今回は宿泊して2日間の横浜滞在でしたので
横浜での移動は徒歩にしてたくさん歩きました。


横浜で働いている方や住んでいる方、みなとまちが好きで足を運ぶ方々には
見慣れた風景かもしれませんが、
私にとっては久々に訪れた景色がとても新鮮でした。


みなとみらい地区を歩きながら・・・考えたことは・・・
この場所から遠路、
東京多摩の当院まで
怪我の時期、毎日のように治療に来院してくれた代表選手がいます。
今はコンディショニングの為に定期的に来院していただいてますが、
時間帯によっては車の場合、渋滞でとても大変ですよね。

そのような事も考えつつ、
当院もその頑張りに精一杯サポートしたいと
改めて思ったのでした。

頑張れニッポンテニス!






↑遠い昔、アメリカの大型船の会社に関わっていた時期がありました。
 その船をまた間近で見れて感動したので写真におさめました。



インソール | 投稿者 井上正之 14:33 | コメント(0) | トラックバック(0)