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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

「プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人」は新しいブログに引越し致しました。

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残暑がもたらす影響

まだまだ続く猛暑の影響で
来院される方が多くなっています。

熱中症といえば
目まいや、身体のだるさ、気持ち悪いなどの
症状が多いですが、

暑さによる筋肉などへの影響も目立っています。

ぎっくり腰や、ふくらはぎがつる、背中がつる・・・

このように筋肉の状態が悪化して起きる症状があります。

暑さのため放熱が十分に行われないで
筋肉が疲労状態になってしまい、その結果、
上記のような症状が起きてくるのです。

特別に運動をしていないにも関わらず
筋疲労が目立ってしまうのは、今年の猛暑が
大きく関わっていますね。

たとえスポーツをしていなくても
帰宅後にアイシングを行うことも場合によっては
必要でしょう。

もちろん水分補強は当然ですが
スポーツドリンクのような飲料で
電解質がバランスよく含まれているものを
摂取することも気をつけてください。

暑さで体調崩したり・・・・

みなさん、疲労こんぱいなんですね。

体調管理は快適な秋を迎えるために大切ですね。




医療 | 投稿者 井上正之 15:37 | コメント(0) | トラックバック(0)

自然を満喫

休日をいただき南信州の山と川に行ってきました。

天気にも恵まれて涼しい風の吹く高原でリラックス
できました。

渓流の水は冷たくて全身で涼をとっている感覚です。

水の流れる音は会話をかき消してしまうほどですが
その音はリラックス効果があります。

日の出とともに渓流に向かい数時間、渓流の中を上って
行きます。

見た目には穏やかな流れでも
膝下の水深を流れに逆らって歩くと、その流れで
足元の踏ん張りをしっかりと行なわないといけません。

このような所でも、筋力の重要性を実感です。

翌朝には
雲海の広がる中央アルプスの駒ケ岳に行きました。

登山はビギナーですが
装備だけは準備を怠らないように足元から
様々な登山アイテムで身を包みました。

そのおかげで
岩場の道も安心して歩くことが可能で
澄み切った空気は肌寒さを感じるほどですが

真夏には最高に気持ちのいい時間を過ごせました。

登山人気の昨今ですが
その魅了がどのようなものなのかを体感してきました。

日常の世界とまるで違った環境に身を置くことで
その気持ちよさを全身で感じれました。

あまりにもくつろいでしまい、
ついつい日常生活に戻りたくない気分になってしまう瞬間があります。

今年の夏は暑さの連続ですが
信州の渓流や山々は、大自然の醍醐味で迎えて
くれます。

全身トレーニング効果もある大自然での過ごし方も
とてもおススメです。

二日間のお休みはリラックスできましたので
今日からお仕事頑張ります。






ヤマト岩魚



千畳敷カール







プライベート | 投稿者 井上正之 09:39 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングにおける知識

トレーニングをしているときのインターバルについて
考えてみましょう。

たとえば、
スポーツクラブでバーベルやマシーンなどでの種目のセットとセットの間の休息『インターバル』は
その方法や目的によって様々な理論があります。

例えば、
筋力アップを狙う場合と、
筋肉の大きさ(筋肥大)を目的とする場合では

その方法が異なってくることもあります。

筋力アップの場合などには
重い負荷で少ない回数の種目を行うことがありますが、

その場合のインターバルは充分に時間をとることが多いです。
例えば3分以上のインターバルなどが一般的です。

これは神経が高負荷のトレーニングによって、無理することを抑えようとする働きをするので、
その解除のような意味でインターバルを長めに取っていきます。

筋肉を大きくさせる目的では
インターバルを短かめに行うことがあります。
このことは、インターバルを短かめにすることで
ホルモン分泌を刺激して筋肥大を助長するとも考えられています。

このような考え方は、すべてに共通することでは
ありませんので

自分自身にあった方法を専門家のアドバイスを
もらうことが効果的であり、
さらにはケガの防止にもつながります。

トレーニングは
ちょっとしたことで様々な効果をもたらしたり
逆に、効果を出すことができなかったりということが
あります。

やはり知識と経験が大切です。

詳しくわからなければ、
専門家にたずねてみましょう。

トレーニングが身近なものになればなるほど
正しい知識と方法が大切になってきます。

そのほかには
テニスコートなどで行うフィールドトレーニングいって
ダッシュやジャンプのトレーニングでは

テニスの動きや内容は
陸上競技などの行うダッシュやジャンプとは
トレーニング目的が異なってきますので

その方法は目的に応じて細かく設定することが理想でしょう。

私が、トレーニングメニューを作製する場合は

そのプレーヤーのテニススタイルでフィールドトレーニングのインターバル
の取り方も工夫をしていくようにしています。

効果的な内容を作ることは
そのプレーヤーの体力や筋力そしてプレースタイルや
動き方などの要素を丁寧に観察することから始めます。

マニュアル通りということは実際の現場では
あまりないのかもしれませんね。

トレーニングでは近道を通ることは考えにくいです。
 
あせらずにケガのないように
丁寧に正しい方法で楽しんでトレーニングができる
ことが理想的です。

無理をしないで取り組みましょう。


まだまだ猛暑が続いています。

『涼しくなりましたね~』という言葉が待ち遠しいですね。
トレーニング | 投稿者 井上正之 08:25 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレーニングテクニックと注意点

トレーニングテクニックには様々なものがあります。

今回は
『チーティング』という方法を説明いたします。

『チーティング』という言葉は、ごまかしとかズルするというような意味もあります。

トレーニングをする際に、
鍛えるターゲット(目標)の筋肉を中心に負荷をかけて鍛えることをストリクトと言います。

その反対に、目標の筋肉を鍛える際に反動などを使って重いバーベルやダンベルなどを持ち上げることを『チーティング』と言います。

つまり、鍛える筋肉の本来持っている力だけではなく、
他の筋肉群を利用して重いものを持ち上げるなどしていくのです。

これを、
意図的に行う方法がチーティング法のトレーニングです。

正しい知識とトレーニングフォームでこの方法を取り入れることで、効果も期待できます。

しかし、正しい方法を行わなかったり、意図的ではなくて重いバーベルなどを持ち上げたい気持ちが上回ってしまい、本来目標とする筋肉以外の筋群の割合を使いすぎてしまうと、

効果が減ってしまうばかりではなくて、
ケガにもつながることがあります。

トレーニングは目的によってその方法は異なりますので

ただ単に重量の増加を目的としてしまい、正しいフォームや方法ができていないことは、とても注意しなくてはなりません。

最近、スポーツジムに通う方々が多い中、
健康のために取り入れたトレーニングでけがをされて来院される方も目立ちます。

トレーニングの目的が
けがの予防やリハビリなどの際にはとくに注意が必要です。

当院では、
受診された方々がスポーツクラブなどでトレーニングされる際には、その注意点も説明しています。

場合によっては
トレーニングメニューを作製して計画的にトレーニングに取り組んでもらっています。

身体を鍛えることは『自分の身体を知る』ことから始まります。
正しい知識と方法を少しだけでも勉強することで
安全で楽しいスポーツライフがすごせますよ。

スケジュールの都合で週末だけスポーツされる方は
その日の体調を十分に理解してから実施しましょう。

登山と一緒で、
無理せず中止することが重要な場合もあります。

炎天下が続いていますので

『今日はコートの予約をしてしまったから』などといって、
無理をしないでください。


健康が一番です。


トレーニング | 投稿者 井上正之 08:43 | コメント(0) | トラックバック(0)

膝部の強打

ここ数日はパソコンに向かう時間がとれませんでした。
お盆明けで、来院される方々や
スポーツ選手のトレーニングや
インソール作製のための問診の方々で
忙しく過ごさせてもらっていました。

忙しい時でも、どのような時でも、
お1人おひとりへの対応を丁寧にすることが
重要だとスタッフ一同心がけています。

今回は、最近目立っている症状の一部を
書いてみます。

スポーツや日常の転倒などで

膝をぶつけてしまうことがあるかもしれません。

単なる打撲だと思い込んで医療機関には
行かないケースが目立ちます。

日数がたってから受診される方も目立ちます。

中には、
膝のお皿(膝がい骨)が骨折している場合もあります。

もちろんその時の症状は
腫れや内出血(血腫)などが顕著ですので
早めの受診が必要です。

膝のお皿の骨折では
ギプス固定の場合が多いですが、

処置の方法では
膝部をすっぽりと固定してしまうギプス固定
の場合と、副木のようにギプス状のものを半分だけ
当てがえて包帯で固定する場合もあります。

この猛暑ですと
やはり副木のような固定のほうが
シャワーも浴びれますので、助かりますよね。

処置方法などは担当先生に相談してください。


骨折した骨を確実に癒合(くっつける)させることを
重要と考える場合と

膝の周囲の筋肉が硬くなってしまうことを
懸念して固定より関節のリハビリ運動を重視するような
考え方など、

その方針などでも処置は異なってきます。

いずれにしても、
担当の先生と納得のいくまで相談しましょう。

インフォームドコンセントといって
説明と同意が現代の医療の重要なポイントになって
きます。

また、
骨折はしていなくても
滑液包の損傷というものがあります。

これは
膝のお皿と皮膚の間の潤滑のために点在する
袋状のものが
強打などによって損傷して炎症などを起こすものです。

月日が経っても
膝の部分を圧をかけると痛みや違和感がある場合などには
こ滑液包の損傷の場合があります。

膝の損傷は特に目立って、
来院される方の中でも多い症状です。

けがをしたら
少し大げさかなと思っても医療機関を受診される
ことをお勧めいたします。

『骨折なんてしてないよ~』と思いがちですが
実際には、来院された方の中には骨折が目立ちます。

まだまだ、暑い日がつづきます。

とくに炎天下でのテニスは十分に気をつけて
くださいね。



医療 | 投稿者 井上正之 08:55 | コメント(0) | トラックバック(0)

合宿や遠征後のセルフケア

当院は
お盆休み中も診療しております。

先週からの、
全国からのお問い合わせは
受話器を置く間もなく続きました。
とても嬉しく思っています。

皆さんの質問に出来るだけ
丁寧にお答えできるように
心がけて対応しております。

スタッフは、
声をからして頑張ってくれています。

連休が明ければ、
関連会社やメーカーさんが通常業務に
戻るため、
インソールのパーツやシューズなどの
商品の動きもそれに伴い始まりますので、
 
スケジュールを管理して
さらにパワーアップして
始動しなくてはなりません。

さて、
大阪では全日本ジュニアテニス選手
が熱い戦いを続けています。

残念ながら
今年は、現地にはいけません。

サポートする選手などの活躍はもちろんのこと
全ての選手が、この大舞台で羽ばたいてほしいです。

当院では、
子供や学生が合宿や試合から戻って来て
そのまま受診する事が多い状況です。

今では、一般常識となったアイシングも
まだ知らない選手や周りの関係者の方々から
質問されることがあります。

もしも、
遠征先や合宿先でケガなどをしてしまい、
対処方法に困ったら、
早目に当院に電話などをかけてくることも
場合によっては大切になります。
そして、
帰宅したら早目に医療機関を受診してください。

選手の中には
真夏のハードな練習で、
筋肉疲労が顕著な場合もあります。

そのような場合
疲労を解消しようとして
ストレッチを強く行ってしまい
逆に筋肉や腱、または腱の骨への付着部
での炎症も目立ちます。

暑さによる体力消耗から
かなり筋肉などの軟部組織にダメージを
負う事もありますので、
怪我がなくても
アイシングなどのセルフケアやコンディショニングを
心がけてください。

ここ数日は
下半身の疲労から
股関節、大腿部の筋群、膝関節、下腿部の筋群など
の損傷が目立ちます。

怪我の直後に、
身体が硬いからと
勘違いして
ストレッチやマッサージをしてしまう
選手も目立ちます。

怪我の直後は
症状にもよりますが、安静や冷却(アイシング)を
積極的に行いましょう。

湿布を貼っているのでアイシングを
しませんでしたという選手もいます。

湿布は一般的に
消炎鎮痛剤ですので
湿布の貼付の前に
アイシングが必要な場合が
大半になります。

子供達の回復能力は
大人とはまるで違うことがあります。
早期に正しい処置、治療を行えば
競技への復帰も期待が出来る
場合もありますので

保護者の方々や指導者の方々が
適切なアドバイスを受けてから
その対応とご理解をお願い致します。

その他に水分補給については
最近、
さすがに水分補強を我慢させる事は
ほとんど無くなってきていることだと思います。

しかし、
子供たちや学生たちの話の中には
ケガをした時に練習を休むなどの
休養をとることが
精神面の甘えと言われる
という風潮があるという声も聞きます。

先進医療の日本では
スポーツと医療についてはとても
発展していますので

積極的な休養を多くの皆さんに
今一度、考えてもらいたいと願っています。

本日は、
子供たちの治療の予約が続けて入っています。

一日でも早い競技復帰を目指して
サポートしていきたいと思っています。

まだまだ
夏休みの思い出つくりには
時間がたっぷりありますので

焦らずに
怪我の完治と
丁寧なリハビリを終わらせてから

元気に走りまわってほしいですね。


まずは、私も今から
往診で走り回ってきます。

医療 | 投稿者 井上正之 08:40 | コメント(0) | トラックバック(0)

インソール作製の記事にて

インソール作製について
多数お問い合わせをいただいています。

当院でのオーダーインソールは
問診・バランス測定・歩行フォームのチェック・
測定の解析と説明という順の過程となり

その後インソールを
各人に合わせた方法や素材を使って
オーダーインソールを作製していきます。

インソール作製はお電話をいただいて
ご予約をお取りいただいてから
すすめていきます。

今回の記事掲載により
ご希望に添える日付や時間が
お取り出来ない場合もございます。

しばらくの間は診療時間外も
お受けしておりますので
お気軽にお申し付け下さい。

インソールに触れてみたい方、
問診、測定のみも受け付けています。

ご迷惑をおかけいたしますが
よろしくお願いいたします。


今回の
新聞記事の掲載の詳細は

→ コチラです





インソール | 投稿者 井上正之 09:06 | コメント(0) | トラックバック(0)

インソール記事掲載(8/10新聞)

本日、
8月10日(火曜日) 発行の

『 産経新聞 』に

当院のインソール作製の記事が掲載されました。


全国の皆様より
お問い合わせをいただいております。
有難うございます。

ぜひ産経新聞をコンビニ、駅売店、
新聞販売所(注文)などで
お買い求めください。


当院へのお問い合わせは下記まで

井上整骨院・鍼灸院

東京都多摩市落合1-18-6
 
電話 (042)311-4511
インソール | 投稿者 井上正之 12:39 | コメント(0) | トラックバック(0)

ビーチテニスの楽しさ

8月8日ビーチテニス会場にて行ってきました。

その楽しさは
ビーチに行ってみて
体験できました。


とてもとても楽しいスポーツです。


年齢・性別・経験などにかかわらず
誰でも楽しむことができると
思います。

もちろん、
ビーチというフィールドが
皆さんの和気あいあいとした
雰囲気を作り上げているのでしょう。

今回は
Yokohama Beach Tennis Cup 2010
の会場にトレーナーとして参加させて
いただきました。

お仕事として力になれる事こそ
無かったもののそれで良かったと
思いました。

熱中症の方もなく、皆さん元気一杯
怪我の無い事が一番ですから。

ビーチテニス連盟の関係者の方々、
関係企業の方々の

この新しいスポーツである
ビーチテニスに対する情熱が

何よりも素晴らしいことに
感動いたしました。

初めて参加する私とスタッフにも
とても丁寧に説明をしていただき

そしてとてもフレンドリーに
迎えていただき、感謝しています。

多くの方が参加されてますが
皆さん、とても楽しそうに
笑顔でプレーしているのが
とてもに印象的でした。

プレー中やチェンジコートの時に

ハイタッチしてコミュニケーションをとり、

さらにはミスショットのときも
仲間との笑顔のハイタッチで
楽しそうにプレーをしていまいた。

ギャラリーのみなさんも
楽しそうにプレーヤーに声をかけて
います。

見ている私も
いつの間にか笑顔になっていました。

最高ですね。

試合中のコートとその周囲は

ギャラリーの方々もプレー中の選手も
とても近い位置で
まさに全員参加の雰囲気です。

スポーツイベントの
楽しさがそこにはあります。

ぜひ、
今後も多くの方々に
ビーチテニスを体験してもらい

みんなのスポーツとして
普及しいていくことを
願っています。

楽しい一日をありがとうございました。

まだまだ夏は続きますので

みなさんも
ビーチに出かけてみませんか!











その他 | 投稿者 井上正之 08:50 | コメント(0) | トラックバック(0)

トレイルランでのバランス

トレイルランという
山中を駆け抜けるスポーツを
する方々が来院されます。

10年くらい前から

山々をトレーニングで走ることを
されている
ランニング競技の方々を

治療やコンディショニングで
診ていましたが、

ここ最近は
多くのトレイルランのランナーの
方々を担当します。

ランニングブームの昨今、
トレイルランの注目も高まって
来たのでしょうか。

とてもハードなスポーツなので
日頃のトレーニングをしっかりとされて
いないと

身体にかかる負担に耐える
ことができないことがあります。

当院に来院されるランナーの方は
とくに、トレーニングを
ハードにこなされている方が多いのですが

筋肉疲労からの負傷や

山々を駆け抜ける際に
かかってくる関節への大きな
負担からのケガが目立ちます。

ケガなどの治療と同時に

山の悪路での
足にかかる大きな衝撃を

バランス良く吸収するために
オーダーのインソールを作成される
場合が多いです。

インソールの素材も
耐久性と衝撃吸収を中心に

その方の走るスタイルを検討しながら
選択していきます。

たとえば、

身体の筋力が完璧近く
鍛えていたとしても

姿勢バランスに傾きなどの癖や

歩行時での足関節や膝関節、
骨盤などの関節などに

傾きや念転(ねじれ)などが
あると、

走行時にかかる
大きな衝撃が偏ったものとなり

身体の筋力の有無にかかわらず

ケガなどの負傷につながることが
大きな確立になるでしょう。

そこで、
インソールで
姿勢やフォームの矯正を行っていき、

少しでもバランス維持や
走行での衝撃の軽減を目的として
いきます。

ここ最近では

数名のトレイルランナーの方の
インソールの作製のご予約を
いただいています。

インソール作製時には
コンピューターでのバランスチェックや
走行フォームのチェック・解析などを
行って作製していきます。

ランニング競技では
足元のアイテムは大きな
影響を与えていきますので

当院では
インソールやシューズ
などの選択の相談をうけて

ランナーの希望するアイテムの
注文を受けています。

そのほかにも
ウエアやソックス、また
インナーやバックなど

トータルでランナーの
希望をうかがって
アイテムを揃えていきます。

どのようなスポーツにでも

コンディショニングを
トータルでみていけることに
取り組んでいくことが

当院での目標でもあります。

皆さんの
スポーツでの活躍とコンディショニング
をバックアップしていきたいと思います。




その他 | 投稿者 井上正之 09:57 | コメント(0) | トラックバック(0)

自然の中での一日

昨日は
長野県の高地に行ってきました。

その場所は
マウンテンバイクの人気コースとあって
何台ものバイクを積んだ車が
集まっていました。

マウンテンバイクのダウンヒルの
コースがあり
多くのライダーがライディングを
練習しにやってきます。

とても日差しは強いのですが
標高があるので、  
吹き抜ける風はやはり心地良いもの
でした。

バイクをゴンドラに積んで
山頂から一気に走り下りてきます。

誰でもチャレンジできるように
本格バイクをレンタルできて

整備されたコースがレベルに分かれて
いますので安心です。

日本のトップクラスが集う
数々の大会も開催されるコースですので
 
練習に来ている方は
トップレベルの方なのかな~
と思うほどの、本格派の方が
駐車場にテントを張ってすごされて
いました。




その後、
山の上から場所を変えて

南アルプス天然水の湧き出る山から
流れる渓流の水を体感しに行ってみました。

野生動物の足跡もある川岸に
降りてみると

澄みきった水は最高の冷たさで、
足を入れておくこともできない
ほどのものでした。

というのは大人の感覚で・・・

地元の元気な子供たちは
大喜びで泳ぎ遊んでいました。

やはり
子供たちのパワーはこうでなくっちゃ
ってかんじですね。

テニスのジュニア選手は
暑いコートを走り回っている毎日
です。

たまには
元気いっぱいで山や川を駆け回る
ことも、
子供たちが本来持っている
バランス感覚や体力アップを身につける
には、最高のトレーニングだと改めて
実感しました。

夏休みにはこのような過ごし方も
子供たちには必要かなぁ~
と思った瞬間でした。



      

      








プライベート | 投稿者 井上正之 08:48 | コメント(0) | トラックバック(0)

在宅での診療

猛暑の毎日ですが
院内での診療前の早朝から
お昼時間を主に
在宅治療を行っております。

院内の診療日には
在宅診療の
往診にも必ず行きます。

在宅での基本的な診療は
鍼(はり)治療とお灸治療を
行います。

そのあとに

運動療法を中心に
関節を動かして運動機能の
改善と維持を目指していきます。

スポーツ選手へのコンディショニングケアとは
まるで違った治療になります。

毎日のように運動療法を行っていても
その日によって体調が変わるので

とても繊細な治療になります。

在宅診療の場合は
通院が困難な方のご自宅に
お伺いしますので

毎朝、毎朝
私が治療にやってくることを
待っていてくれます。

連日の猛暑ですので

『暑いですが、体調を崩されて
いませんかぁ?』
といった何げない会話から始まります。

ごくごく小さなことですが

『暑い中御苦労さま、先生』
の一言で、暑くても気合いが入ります。

最近は
熱中症のニュースが気になる
毎日ですが、

お伺いしているお宅でも
非常に室内温度が上昇している
場合がとても多く、

そのことがとても気になりますので
注意点はいつもお話させていただいていますが


私自身、暑さに強いかというと・・・

朝から晩まで猛暑の中、
テニスをやってきたにもかかわらず

暑さは・・・最近は苦手です。

選手時代に滞在していたアカデミーのある
フロリダは湿地帯であるために、とても湿度も高く
気温もすごく高い土地です。

シューズも1週間程度で
穴が開くことは珍しくありませんでした。

大学のあるアラバマ州も
フロリダの隣接州ですから

南部の独特の気候ですので
その暑さは中途半端なものでは
ありませんでした。

そのような中で
トレーニングやテニスに明け暮れていた
ことも、

残念ですが、
今になっては通用しませんね。

すっかり暑さに弱くなりましたが

往診では元気を持って走り回ることが
一番大切なことです。

しっかりと水分を補給しながら
過ごしていきましょう。

先日は
お昼の日差しが一番強い時間帯に

往診で走り回った後に、

そのまま、車でウエアに着替えて
ジュニア選手のコートでの指導に向かいました。

そして、
練習が終わると
そのままスパに直行して

汗を流してから院内診療に
もどりました。

往診⇒院内診療⇒往診⇒テニスレッスン
⇒スパ⇒院内診療・・・

自分でも、少しハードスケジュールだと
少し反省もあります。

治療やトレーニング指導も
やはり疲れた状態ではできないので

自分自身の体調管理も
十分に気をつけていきます。

この夏の時期は
私の身体をいたわっていただいて毎年頂く、
手作りの赤シソの黒糖黒酢ドリンクを
飲んで、夏バテ対策にしています。

油断するとバテテしまいそうな
毎日ですが

周りの方々からの
ありがたいご協力で乗り切ります。


 
医療 | 投稿者 井上正之 08:03 | コメント(0) | トラックバック(0)

手の指の靭帯損傷

『突き指しました』と
言って来院する子供たちがいます。

特に、
バレーボール部やバスケット部の
子供たちに多く目立ちます。

サッカーのキーパー選手も同じような
症状が多いです。

ボールが当たったという場合が多いですが、

そのほかに多いけがの原因としては

相手選手にぶつかったということも
あります。

いずれにしても
手の指に衝撃を受けたことを
受傷原因とします。

その中でも
多い症状としては

靭帯損傷というものです。

指の靭帯損傷で目立つのが
指先から2番目の関節の側の部分の
けがです。

側副靭帯というものです。

痛みやハレがあり、
時には内出血も確認できます。

この場合は
やはり早めの医療機関への
受診が基本となります。

レントゲン検査では
通常の指を動かさないで撮影
する方法と、
場合によっては
指を動かしての撮影があります。

動かしての撮影は
ちょっぴり痛みを伴うかもしれません。
(場合によっては、ちょっぴりではないかもしれません
ので、耐えてくださいね。)


側副靭帯の損傷の中には
靭帯の部分断裂なども発生します。

また、
靭帯が骨からはがれるような
症状として、剥離骨折の場合もあります。

当院に受診する
子供に多いのは、側副靭帯損傷と
剥離骨折です。

時には
骨そのものにキズが入り
骨折の症状を認める場合もあります。

とくに、
子供の時期には

成長線という骨端線というものがあります。

大人と違って
レントゲン撮影すると骨の端に
線が入っています。

この部分の損傷は
適切に処置していかないといけません。
成長段階では、とても重要な部分です。

このように
簡単に説明しても

指の損傷にもさまざまな症状が
ありますので、

きちんとした検査や治療が必要です。

たかが突き指といって、
昔ながらに、指を引っ張っておけば
大丈夫なんてことは
いけません。

けがをしたら
すぐに専門医療機関に受診しましょう。

また、
治療やリハビリ段階では
適切なテーピングはとても有効な
場合がありますので

そのスポーツの動きを理解している
先生にテーピングを指導してもらいましょう。

テーピングは
貼り方次第では
有効にもなるし
ただの気休めだけになってしまう
こともあります。

ぜひ、
夏の練習をがんばって活躍してくださいね。

医療 | 投稿者 井上正之 11:18 | コメント(0) | トラックバック(0)

地域医療

先日、
地域の皆さんが活動する団体さんより

講習会の依頼を頂き、その為の打ち合わせを
行わせていただきました。

働く女性を中心とした

健康管理のテーマを予定しています。


当院は
現在の地域に開業して10年になりますが

今回のように
地域の方々とのコミュニケーションは
非常にうれしい事です。

当院に来院される方々との
接点は、
院内において来院をされる
ことを待っている状況ですが

こちらから
出向いて多くの方々にお会いすることも
大切なことだと思っています。

今回は
誰でも・どこでも・いつでも・簡単に
いつまでも続けられるような
トレーニングを指導させていただく予定です。

トレーニングを
あらためて行うことを構えてしまい

なかなか運動のできない方々に
今後、積極的に活動していく予定です。




医療 | 投稿者 井上正之 13:18 | コメント(0) | トラックバック(0)

ジュニア選手の大会シーズン

この時期は当院に
子供たちが来院する事が多く

時間帯によってはまるで学校のようですが、

大きな違いは

保護者の方々が一緒にいることです。

保護者の方にとっては
子供たちの症状の様子が一番気に
なることでしょう。

同時に、
ジュニア選手の夏の大会シーズンでの
出場や合宿の参加などが
気になるところだと思います。

当院では
子供に対しても症状の説明をわかりやすく
行っていきます。

子供たちは
試合に出たい気持ちや
合宿に参加したい気持ちが
強いため、出場や参加することをあきらめることは
とても難しいことになります。

なるべくはプレイさせてあげることを考えますが
症状によってはストップすることもあります。

そこで、
前向きな休養の大切さを
いろいろなスポーツ選手などの
例題をあげてわかりやすく説明を
行うことで、

子供たちも積極的に治療に取り組む
ようになってきます。

保護者の方の中には
『明日からの試合に出れますか』
『3日後の合宿に参加できますか』

などと言った質問を受けることが
多くなってきます。

『もっと先の子供の成長を期待しましょう』
とお答えする事もあります。

やはり
ケガなどは早期の受診をすることが基本です。

子供の場合は
その治癒力が大きいために
早期の受診によっては
経過がすごく良好な事があります。

大事な夏のシーズンですので
体調管理と
トレーニングなどによる
コンディショニングによる怪我の予防にも
積極的につとめましょう。

当院でも
子供たちにとって思い出に残る
夏になるように協力できることを
願っています。





医療 | 投稿者 井上正之 08:40 | コメント(0) | トラックバック(0)