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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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合宿や遠征後のセルフケア

当院は
お盆休み中も診療しております。

先週からの、
全国からのお問い合わせは
受話器を置く間もなく続きました。
とても嬉しく思っています。

皆さんの質問に出来るだけ
丁寧にお答えできるように
心がけて対応しております。

スタッフは、
声をからして頑張ってくれています。

連休が明ければ、
関連会社やメーカーさんが通常業務に
戻るため、
インソールのパーツやシューズなどの
商品の動きもそれに伴い始まりますので、
 
スケジュールを管理して
さらにパワーアップして
始動しなくてはなりません。

さて、
大阪では全日本ジュニアテニス選手
が熱い戦いを続けています。

残念ながら
今年は、現地にはいけません。

サポートする選手などの活躍はもちろんのこと
全ての選手が、この大舞台で羽ばたいてほしいです。

当院では、
子供や学生が合宿や試合から戻って来て
そのまま受診する事が多い状況です。

今では、一般常識となったアイシングも
まだ知らない選手や周りの関係者の方々から
質問されることがあります。

もしも、
遠征先や合宿先でケガなどをしてしまい、
対処方法に困ったら、
早目に当院に電話などをかけてくることも
場合によっては大切になります。
そして、
帰宅したら早目に医療機関を受診してください。

選手の中には
真夏のハードな練習で、
筋肉疲労が顕著な場合もあります。

そのような場合
疲労を解消しようとして
ストレッチを強く行ってしまい
逆に筋肉や腱、または腱の骨への付着部
での炎症も目立ちます。

暑さによる体力消耗から
かなり筋肉などの軟部組織にダメージを
負う事もありますので、
怪我がなくても
アイシングなどのセルフケアやコンディショニングを
心がけてください。

ここ数日は
下半身の疲労から
股関節、大腿部の筋群、膝関節、下腿部の筋群など
の損傷が目立ちます。

怪我の直後に、
身体が硬いからと
勘違いして
ストレッチやマッサージをしてしまう
選手も目立ちます。

怪我の直後は
症状にもよりますが、安静や冷却(アイシング)を
積極的に行いましょう。

湿布を貼っているのでアイシングを
しませんでしたという選手もいます。

湿布は一般的に
消炎鎮痛剤ですので
湿布の貼付の前に
アイシングが必要な場合が
大半になります。

子供達の回復能力は
大人とはまるで違うことがあります。
早期に正しい処置、治療を行えば
競技への復帰も期待が出来る
場合もありますので

保護者の方々や指導者の方々が
適切なアドバイスを受けてから
その対応とご理解をお願い致します。

その他に水分補給については
最近、
さすがに水分補強を我慢させる事は
ほとんど無くなってきていることだと思います。

しかし、
子供たちや学生たちの話の中には
ケガをした時に練習を休むなどの
休養をとることが
精神面の甘えと言われる
という風潮があるという声も聞きます。

先進医療の日本では
スポーツと医療についてはとても
発展していますので

積極的な休養を多くの皆さんに
今一度、考えてもらいたいと願っています。

本日は、
子供たちの治療の予約が続けて入っています。

一日でも早い競技復帰を目指して
サポートしていきたいと思っています。

まだまだ
夏休みの思い出つくりには
時間がたっぷりありますので

焦らずに
怪我の完治と
丁寧なリハビリを終わらせてから

元気に走りまわってほしいですね。


まずは、私も今から
往診で走り回ってきます。

医療 | 投稿者 井上正之 08:40 | コメント(0) | トラックバック(0)