テニス選手にはオフシーズンが無いと
耳にする事があると思います。
確かに
年間スケジュールでは
一年中、大会の日程がつながっています。
それは
トッププロ選手、ジュニア選手、
多くの選手が年間スケジュールを計画的にたてて
プレーしています。
先月のトップジュニア合宿のミーティングでは
日本代表ジュニア選手の年間スケジュールと
それにチャレンジするためのピーキングの計画について
様々な話がありました。
代表監督をはじめ、様々な方々が選手をベストコンディションに持っていくために毎日を取り組んでいます。
その中で
選手がどれくらいの自己管理が出来るかが大きなポイントになってくることでしょう。
一年を通してベストコンディションでいることは理想ですが
なかなか難しいことです。
つい先日のサッカーの日本代表選手も
ワールドカップをピーキングのトップに持ってきている選手が大半だと思いますが、
まさかのケガや体調不良も現実に起きてきます。
テニスでもッサッカーでも
代表選手に選ばれたプレーヤーは
自己の健康面のチェックや診断を受けることとなります。
目指す大会のために
練習と前哨戦のような大会に出場しての調整もかねた
遠征など、
選手には多くのスケジュールをこなしていく自己管理が必要です。
私のもとにも
代表監督やコーチから
選手のケアやコンディショニングの話が入ってきます。
しかし、
選手自身が自分のコンディショニングにどれくらいの
重要度をもって取り組むかが、
将来の選手自身のパフォーマンスにつながってきます。
ケガをしてから
治療やコンディショニングに必死に取り組むのではなくて
ケガをしないような自己管理を日頃から取り組んでいくことを
強く指導しています。
現実は、
なかなかコンディショニングの意味や大切さが
正確にかつ、しっかりと伝わっていないような事が多々あります。
私のような立場の者が
コーチや関係者の方々とのコミュニケーションをしっかりととることは当然のこととして、
選手自信に
セルフコンディショニングの大切さや重要性を伝えていくことが
大切な役目でしょう。。
夏のシーズンは
特にジュニア選手にとって大きなヤマ場になってきます。
しかし、
将来のあるジュニア選手にとって
今現在、何が大切かを見つめなおして
チャレンジして欲しいと願っています。
最近、
子供達のケガが目立っています。
試合シーズンに向けてのハード練習も一因です。
アスリートに必要な
身体の基礎筋力を身に付けることに加えて、メンタル面の成長も目指して
この夏に色々と頑張って欲しいですね。