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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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Muscle Contraction

Muscle Contraction とは
筋収縮を言います。

聞きなれない難しい言葉かも知れません。

トレーニングやリハビリ、
時には医療における治療の際には

この筋収縮を基本として、様々な考え方などが
出てきます。

筋肉の収縮を大きく分けると

◆アイソメトリック・コントラクション
  (等尺性収縮)

◆アイソトニック・コントラクション
  (等張性収縮)

になります。

簡単に分かりやすく言いますと、

等尺性収縮は、
筋肉の長さを変えないでパワーを発揮するもの

等張性収縮は、
筋肉の長さを変えながらパワーを発揮するもの

となります。

筋肉の長さを変えないでパワーを出すものとは、

例えば、起立していて、倒れないように脚に
力を込めて踏ん張るときに生まれるようなパワーです。

それに対して
筋肉の長さを変えながらパワーを出すものとは、
通常の腕の曲げ伸ばしや、膝の曲げ伸ばしの時に
パワーを発揮するようなものを言います。

一般的には
トレーニングやスポーツでは
等張性収縮によってパワーを生み出すことが多い
ので、

その収縮運動を理解しながら鍛えていきます。

しかし、

医療リハビリでは
等尺性収縮を利用したリハビリトレーニングを
することがあります。

当院のリハビリやトレーニングでも
多く活用することがあります。

例えば、
膝のケガをして、リハビリ開始の際に
急に、膝の曲げ伸ばしをしながら筋肉に力を込めて
行くことは、ケガの損傷箇所に大きな負担を
かけることもあるので

初期のリハビリでは
等尺性収縮を基本とした、膝を曲げ伸ばししないで
膝を真っ直ぐ伸ばした状態で、脚の筋群に少しずつ
力を入れて、踏ん張るようにして、筋肉に刺激を
加えていき、膝周辺の筋群を鍛えていきます。


少し文章が長くなって
意味が分かりづらいかもしれませんが、

このように、
筋肉などをはじめとした、
人間の身体の構造や、構成する様々な細胞から始まって
細かい部分まで見ていくと、


それらを突き詰めて勉強していくと
身近なところに、スポーツパフォーマンスや

ケガからの復帰やケガの予防など、
多くの事柄について発見があるかもしれませんよ。

気になることがあったら、
まずは少し興味を持って調べてみるのも
良いかもしれませんね。

しかし、
面倒くさ~いと思う方は
専門家の方に聞くことが一番の近道ですね。

いずれにせよ、
自分自身の身体について知っておくことは
色々と発見がでてきますよ。

トレーニング | 投稿者 井上正之 15:59 | コメント(0) | トラックバック(0)