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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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トレーニング効果

現在、多くの方々の
トレーニングやコンディショニングを
担当しております。

そこで
とても重要であり、かつ難しいのが

トレーニングのプログラミングです。

トレーニングのメニューを作製していくには
トレーニングを受ける方の
情報(インフォメーション)をもとに
実施していきます。

その中で、
メニュー作製の段階で難しい事の一つが

トレーニングの『頻度』です。

皆さんの中で
スポーツクラブなどでトレーニングを
実施ている方の中には、

基本的なメニューとマニュアルのようなものに
基づいて実施している方が多いと思います。

トレーニングは
個人差がとても効果に影響するものですので
しっかりと自分自身を把握してから
トレーニングの実施が必要になります。


一般的に

トレーニングの頻度を決定する際には
超回復という言葉がキーワードになります。

トレーニング(ウェイトトレーニングのような
筋肉に適切な負荷を与えるものなど)では

トレーニングの実施後に筋肉が疲労して
その疲労から回復する過程となり

その後に回復してから、それまでの筋力
レベルを超えていき、筋力などがアップ
していくのです。

この超回復の期間は48時間前後くらい
と言われています。
なかには78時間くらい、それ以上の場合もあります。


これはあくまでも
一般的な数字である為に
個人差があります。

また、
トレーニングで鍛える筋肉の種類などでも
その超回復に必要な時間にも差が出てきます。

では、
筋肉がトレーニングよって
疲労を受けて回復していく段階で

次のトレーニングを
筋肉の回復より前におこなったら
どうなるかというと、

それは、

オーバーワークとなり、
トレーニング効果の低下につながってしまいます。

このように
トレーニングを行う際に

一般的な知識にこだわりすぎてしまうと
筋力の低下が起きることもありますので

メニューを実施する上では
その時の体調なども把握する必要があります。


当院にケガで受診される方の中には

一日でも早く、リハビリをこなして
スポーツに復帰したいと思い、

焦ってトレーニングを増やしたり
する方が目立ちます。

また、
スポーツのレベルアップを
目指す方の中には

スポーツクラブなどで
その方が作ったメニューなどを
どんどんこなしていきたいあまりに

ついついオーバーワークになっている
方も見受けられます。

やはり、
トレーニングは、日常生活では
起きてこない負荷を意図的にかけて
実施していくものですから

きちんとした正しい知識と
焦らない気持ちのもとに

トレーニングのプログラムを
計画的に作製して行く必要があります。

私の場合、
選手のトレーニングの実施では

毎日ずっと一緒にトレーニングに
ついていることができない場合が
あります。

そこで大切なのは

トレーナーとトレーニングを行う方との
コミュニケーションを重要としています。

電話やメールでのやり取りや
決められた日程での話し合いや
ミーティングなどを行うことを
大切としています。

日々、変化する体調やパフォーマンス、
そしてメンタルなどの意識面も

トレーニングの継続とその効果には
大きな影響が出てきます。

このように
トレーニングはスポーツにとって
とても効果的な反面、

その実施方法や内容によって
オーバーワークやケガに直結する事も
しっかりと認識する必要があります。


特に
この夏の猛暑の毎日では
体調の管理が重要です。

暑さによるダメージから
肉体の疲労もしっかりと認識して
その回復を心がけて
トレーニングを実施して下さい。

決められたことを
頑固に続けることにとらわれすぎないで

体調を把握して
無理のないトレーニングに心がけて
ください。




トレーニング | 投稿者 井上正之 07:04 | コメント(0)| トラックバック(0)
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