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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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インターバルトレーニングの導入

トレーニングには様々な方法と考え方があります。
スポーツの種目の特性・特徴に合わせてプログラミングをしていくことで効果を生み出すことができます。

色々なトレーニング方法の中に『インターバルトレーング』というものがあります。

なんとなく聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。

簡単に言うと運動強度の「大きいもの」を短い時間で行い、「小さいものを休息として」数倍の長さの時間で繰り返し行っていくトレーニングです。

強度の高い運動と休息の繰り返しなのですが、
その休息が完全な休息か軽い運動を維持しながら休息するかでも多少の違いもあります。

では、どのような効果があるかと言うと、
持久力の向上に加えて、脂肪燃焼に有効であることもわかってきました。

『脂肪燃焼?』

非常に興味のある方々が多い魅力的な言葉ではありませんでしょうか。

でも一般的に脂肪燃焼には有酸素運動といったエアロビックな運動によって効果が出るのだと思っていることでしょう。

運動強度の高いものは無酸素運動です。
通常、脂肪燃焼するためには酸素が必要となります。
また、強度の高い運動では乳酸が発生しますので脂肪分解の妨げになります。

ではなぜ、インターバルトレーニングで脂肪燃焼が起きてくるのかと言うと、

短い時間の高強度の運動では乳酸値があまり上昇せず、休息時の軽い運動時に急速に酸素が取り込まれて活性化されると考えられています。

このように、インターバルトレーニングはとても効果的なものと考えられています。

しかし、その強度や運動と休息の時間やセット数については
とても慎重に行わなくてはなりません。

ただやみくもに実施してしまうと、オーバーワークになってしまったり、ケガの原因になることもありますので、
トレーニングをする際には十分に気を付けてください。

私がテニス選手のトレーニングを実施する際にはこの『インターバルトレーニング』を積極的に取り入れています。

その強度や内容・休息をしっかりとプログラミングしていけばジュニア選手のトレーニングでも効果的です。

しかし、この場合は子供たちの気持ちの維持となるメンタルの部分も大切となり、そして何よりもケガ・オーバーワークにつながらないように、頑張る気持と運動量のバランスを注意していかなくてはならないでしょう。

当院に治療に来るジュニア選手や学生選手の多くに
オーバーワークが目立ちますので、指導者の方々がしっかりと勉強して、最高な練習を準備出来れば素晴らしいですね。
 
効果的なトレーニングとリスクというものは表裏一体ですので注意しながら取り組んでいけば、最高な結果が出ることだと思います。





トレーニング | 投稿者 井上正之 11:42 | コメント(0) | トラックバック(0)