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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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夏のコンディショニング・冷え

夏場のエアコンなどによる冷えを訴える方々は
当院に来院される方々の中でもとても多いです。

しかし、連日の猛暑でエアコンなしの生活は
厳しいでしょう。

特に、冷え性の方にとっては
長時間のエアコン(空調)の効いた室内に
いることで、体調を崩すことも多いようです。

そこで、
そのような方々に
温冷交代浴といった入浴方法をおすすめする事が
あります。

暖かいお湯と、冷たい水を交互に浴びる方法です。
数回このことを繰り返し行って

最後に冷たい水で終わらせます。

絶対的なルールはありませんので

無理のない時間や温度、そして
水を浴びる身体の部分など

少しづつ馴らしていくのがよいでしょう。

例えば
暖かいお湯に浸かった後に、下半身に冷たい
水のシャワーを浴びます。

冷たい水のシャワーなどを身体に当てるのは
この夏の時期は、心地よいですが
寒い時期は少し厳しいです。

しかし、
この夏場から冷え性対策として
この温冷交代浴を始めていれば

寒い季節になっても
さほどツライ入浴法法ではなくなってきます。

この方法では

暖かいお湯によって血管の拡張がおきて
血行が向上したところで

冷たい水を浴びて、広がった血管を引き締めて
行きます。

そのことで
血管に拡張と収縮が起きて

ポンプ作用によって血行の促進につながります。

この方法は
心臓などの循環器系に負担もかかることが
ありますので、

体調に気をつけて行って下さい。

高齢の方や血圧の高い方、心臓に不安の
ある方など、体調に気になる方は

専門医の指導を受けてくださいね。

もちろん、
この方法はその効果などに個人差もありますので
注意して行ってください。

この夏場に
温冷交代浴を行うことで

おふろ上がりの汗を抑える効果もありますし、

自律神経の調整作用で低血圧の方の調整にも
効果がある場合があります。

また、血行促進による
疲労物質の除去にも効果がある場合がありますので

疲れ対策にも行うこともあります。

この方法は
骨折などのリハビリにも応用していく
方法ですので

ケガのリハビリとして専門機関でも指導します。

当院でも
ご本人の体調や健康面を確認して

温冷交代浴を指導する事が多いです。

安全面に注意すれば
とても手軽で効果的な方法です。


まだまだ
暑さの続く毎日ですので

お風呂の入り方も
少し工夫してみることも良いかもしれませんね。

とくに
テニスの練習後に

急に熱いシャワーや
冷たいシャワーを浴びるなどして

体調を崩すこともあります。

体力を落としがちなこの夏場では

入浴方法も気を使ってみることが
必要ですね。







医療 | 投稿者 井上正之 09:36 | コメント(0)| トラックバック(0)
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