姿勢などを判断する際に
基本的には立位(立った状態)での計測が一般的ですが
当院のバランス測定システムのプログラムでは
立位のほかにも、
座位での姿勢バランスを計測して解析を行う場合もあります。
例えば
通勤電車の中で同じ姿勢で立っていると
腰痛や肩こりが悪化する方もいると思います。
さらには
通勤電車で運良くイスに座れたものの
長時間座っているために身体が痛くなることもあります。
または、
長時間のデスクワークでもだんだんと身体の痛みが
出てくるなどということは珍しくないでしょう。
そのほかにも
車の運転で身体が痛くなる方も多いと思います。
このような方々が
身体の痛みのために病院に受診してレントゲンを
とったところ
特別に異常がないことはよくあることです。
そこで
当院で実施するバランス測定のプログラムでは
まず病院での検査の後にその結果を基本にして
当院では座位での計測を行いバランスをチェックして
その状態をデーターや筋肉の状態なども加味して
様々な角度から痛みの原因を観察して身体を診ていきます。
立っていると真っ直ぐな姿勢の方が
座ったとたんにバランスが崩れていることも
多々あります。
このように
その方の生活スタイルや行動スタイルを
細かく見ていくことで、様々な情報が集まってきます。
それらの情報をもとに最善の治療を行なえるように
心がけています。
バランス測定で
思いもよらなかったことに気が付くことが
多いいですよ。
テニスの場合をみてみると、
バランス測定でテニスのショットの癖や
プレー中のショットの内容などについて
解析や予測をすることも行っています。
土台である身体のバランスがくずれていれば
軸の乱れからショットの安定の欠如や
動き・ステップワークの効率の低下を招くことも
考えられなくはありません。
バランスをチェックしてテニスのレベルアップの
助けになるといいですね!
≫第7回特集はコチラ ≫第10回特集はコチラ