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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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熱中症と体調管理





おはようございます、
皆様いかがお過ごしですか。



ここ1~2週間、
熱中症など暑さが原因で体調を崩す方々が大変増えています。

今年は早い梅雨明けとなり、突然の猛暑で、
気候の激しい変化に身体機能が対応できずに体調を崩すことが
目立っているようです。

暑さのために室内をエアコンで冷やすことにより
知らず知らずの間に、身体が芯から冷やされてしまうことも
あります。

また、冷たいものを飲食することで内臓から冷えてしまうことも
目立ちます。

また、暑さの中での行動で
疲労が著しくでてしまい、回復しにくい状況が続くこともあります。


いずれにせよ
身体が気候に慣れてくるまでのしばらくの間は十分に注意を
しなくてはいけません。

また、
筋肉も熱による極度の疲労をおこすこともあり
ぎっくり腰や太ももの肉離れなどのケガも目立っています。


この猛暑が影響で身体はダメージを受けて疲労している方々は
多くいらっしゃることでしょう。

何事も無理をしないで、上手に過ごして下さいね。



暑さが続いていましたので夏の体感を強く受けやすいですが
あらたまってカレンダーを見てみると、
まだ7月の中旬で、学生は夏休みに入っていません。

例年ならばこれからが梅雨明けであり、そろそろ猛暑がやってくるかな
といった時期です。

どれほど猛暑が続くかはまだわかりませんが
しっかりとご自身の体調を管理していくことが大切ですね。



当院に来院する、スポーツを頑張る子供たちは
夏休みは試合や合宿のスケジュールが詰まっています。

体調管理は特に注意しなくてはいけません。


私が子供時代は根性スポーツでしたが
今は違います。

指導者の方を中心に親御さんがしっかりと注意喚起することが
大切です。
ケガや体調の変化を周りの大人が敏感に判断して
子供たちを正しい方向に導いていくことが必要です。



特に夏休み前は、

『試合に出たい』
『レギュラーから落ちたくない』
『スポーツの成績をあげたい』

という言葉のなかで、
けがや体調を崩していても無理をして練習や試合を継続しようとする子供もいます。

中には、
周りの大人が試合の出場や練習の欠席をさせないなどといったことを強いる
場合もあります。


私も選手として、そして指導者として
スポーツを経験してきたからこそ、選手や周囲の方々のお気持ちはよくわかります。
しかし
それ以上に、子供の今後を一番に考えることが重要ですので
様々な状況判断から説明をいたします。

時には話し合いの中で、視点を変えての考え方を提案することもあります。


ケガからの回復や体調の回復のために練習を休むことの意味として、

スポーツパフォーマンスを向上させることや
スポーツに取り組む気持ちのメンタル強化を意識することで
何が大切かを教育することをあらためて見直す機会を作っていただければとも
願います。

痛みやケガをおしての強行出場ではなく休むことの意味を学ぶことも大切です。

ケガを治す、体調を戻す忍耐力、そして
今後、ケガや体調を崩さない身体づくりのためにどのような練習やトレーニングを
するべきかを
考えるきっかけになってくれることを願っています。



熱中症の話から少しずれてしまいましたが

体調管理が大切な時期を皆さんが積極的に取り組んでいただければ
健康な毎日を過ごせることと思います。

ニュースで伝えられているように
水分補給や、エアコンの効率の良い使用など
今一度、考えてみることもよいでしょう。

水分補給は
様々な種類のものがありますので
ご自身の体調に合わせて適切なものを選んでいただきたいと思います。

糖分の強いスポーツドリンクだけを飲むことはよくないでしょう。

また
大量の発汗で失われる成分の補給を効率よく摂取する飲料も市販されています。

必要であれば、医師や薬剤師の方々に相談されることは必要です。


間違った知識のまま水分補給をされている方も時折見受けます。
ぜひ
正しい方法で体調管理をされてください。


子供の場合は、きちんと説明することで理解します。
周りが目を向けて注意してあげてくださいね。



医療 | 投稿者 井上正之 08:43 | コメント(0) | トラックバック(0)