ここ数週間はテニスの現場と医療現場を往復する毎日で
テニスの関係者とのミーティングなども連日行うなど
時間に追われながらのスケジュールでした。
治療後に車を走らせてテニスクラブに向かったり
他の専門医療機関の医師の先生方にお会いするなど
多くの方々にお世話になりました。
合間には遅い夏休みもいただくことができました。
今回のお休みは
のんびり、信州をぐるっと回ってきました。
松本~長野・善光寺~戸隠~小布施~小諸~軽井沢
昨年くらいから雑誌やテレビでも話題のパワースポット
と言われている場所では、やはり多くの方々で賑わっていました。
どの仕事現場にいても、
体力的にも精神的にも力がないと務まらないと
思っていますので
のんびりと緑の多い信州での時間は
パワーの充電ができたことと思います。
早速、東京に戻ってきてからの診療業務では
子供から年配の方々の治療にあたりました。
少しはパワーを皆さんにお伝えできていればと願っています。
特に往診でお会いする方々は
外出が困難なために、少しでも元気な姿でお会いしたいと
思って訪問しています。
早朝から待っていてくれる方々のご自宅をおとずれることは
やはり元気な姿でいなくてはと思っています。
体が資本ですから健康は大切ですね。
夏休み中とはいえ、
患者さんからの体調の変化による問い合わせの連絡や
国際大会に出ている選手からの電話でのトレーニングのやり取りや
またさらには、
試合現場でのケガや負傷のケアについての電話コミュニケーションなど
時間に関係なく行うこともしました。
体調の悪化やケガなどは、本人にとっては一大事ですので
本来ならばすぐに手当の対応が必要ですが
少しでも不安な状況を理解して、適切なアドバイスや
時には他の医療機関への誘導を行うことができればと思っています。
遠征中の選手は
いつ何時、負傷やケガをするかもわかりませんし
その状況を理解してあげて、試合のことで頭の中が一杯の選手に
動揺や不安を与えないようにすることに努めることができればとも思っています。
また、
トレーニングなどを担当している選手には
その時の体調の変化や試合のスケジュールなどでトレーニングの
メニュー内容などにも調整が必要になります。
また、身体の疲労や違和感なども調整が必要となるために
コミュニケーションは欠かせません。
スポーツの競技種目によっても
その特徴をしっかりと把握しての調整は、結果としてメンタルの
安定やプレーの進行に大きく影響が出てきますので
繊細な対応が必要です。
このように
医療とスポーツの現場は
一見、まるで違った現場ですが
多くの皆さんにとってはその枠組みなど関係なく、
その方ひとり一人にとっては、それぞれの環境に対しての理解と対応が
今の私の活動に重要なことだとあらためて思いました。
少し遠く離れた土地に行くことで、遠隔地からのメールや電話での
対応をしていて実感することがありました。
電話やメールでのコミュニケーションには限界もありますが
少しでも相手の今の状況を理解していくことが大切となりますので
今後も努力したいです。
また、ここ数週間は
関係業務の各社の担当者様にはご協力をいただき御礼申し上げます。
今回は、休みや遠征で通常業務を変更することでご協力いただいた方々には
感謝いたします。
日頃、多くの方々とコミュニケーションをとってすごせることが
とても嬉しく思い毎日を過ごしています。
戸隠 奥社参道杉並木↓