久しぶりの更新になりました。
関東地方も雪が降り寒い日もありますが、
皆様体調管理や雪による転倒等には気をつけて下さいね。
さて、皆さんも良く耳にする言葉で骨粗鬆症があると思います。
当院で治療をされている高齢の方々の中にも骨粗鬆症の
症状を持つ方は少なくはありません。
そのような高齢での骨粗鬆症との関連で、
『ジュニア期の運動』とのつながりがあることが近年の
研究で言われています。
ジュニア期の骨の成長は皆さんも知っているように
著しく発達します。
この時期の骨の成長に伴い骨量を少しでも多く獲得して
おくことが、数十年先の高齢時の骨の状態に大きく影響
するとされています。
簡単に言うと
ジュニア期に行う運動で、骨の発育にも影響が現れ
さらには、将来の高齢時に減少していく骨の量に影響する
ということです。
ジュニア期にしっかりと骨の量を獲得することが
将来の骨粗鬆症の予防にもなり、
転倒時の骨折の有無にも大きな影響がでてきます。
当院では
多くの骨折患者さんのリハビリなどを行っています。
高齢での骨折は、若年時の骨折とは違い
その社会復帰に大きく影響が出てしまいます。
このブログを読んでくださる方々の多くは
高齢時までには、まだ先のこととイメージが湧かない
かもしれません。
しかし
誰でもやってくる高齢時での健康は
想像以上に大切なこととなります。
ぜひ、
健康な生活を考える時には
骨の状態はどうなっているだろうということも
考える機会を作ってみてください。
もちろん、ご家族の高齢の方の骨の健康についても
考える機会があれば、皆が健康生活を送れると思います。
そのような骨の健康を考える上で
ジュニア期の骨の成長がとても重要となってくることも
知っているとよいでしょう。
運動やトレーニングが及ぼす骨への影響は
とても興味深いことも最近の研究などで言われいます。
そこで
ジュニア期の骨の成長に大きな影響を及ぼす
ジュニア期の運動と骨の成長についてさらに詳しくは
あらためて説明したいと思います。
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