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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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全国大会へ

テニスの全日本ジュニアは間もなく大阪で
開催されます。

当院でトレーニングを実施している選手も
コンディショニングを実施して、大阪に
向けて出発していきました。

健闘を祈るばかりです。

これまで何年間もこの季節が来て
ジュニア達の勝負の夏を応援してきました。

選手たちは夏を目指して日頃より準備してきていますので
様々な想いを抱いてチャレンジしていきます。

そして、選手同様にご家族の想いも強く、
その精一杯サポートする姿を我々も応援しています。


特に
この時期は連日のように
様々なスポーツのジュニア選手たちが来院してきます。

合宿前や試合前など、本人そしてご家族やコーチも
焦る気持ちで来院してきます。

どうにかベストを出せるようにサポートする毎日です。


さて、
そのような真夏の大会のシーズン中、
母校が甲子園を目指し熱闘の日々を送っています。

激戦区の東京予選の決勝が土曜日に行われました。

午前中の診療を終えてから、すぐに応援です。

昨年は甲子園の全国制覇をしていますが、
今年は東京大会をノーシードから一戦一戦を闘い抜いてきました。

決勝戦は
対戦校のリードで9回2アウトの状況です。
相手校の選手たちは残り一人として笑顔の様子でした。

相手校の応援スタンドも押せ押せで、歓喜の瞬間を目の前にして
大歓声です。

追い詰められた母校の選手たちですが
打席のキャプテンは堂々とたくましく打席に入ります。

勝ちたい気持ちはあっても
追い詰められた状況で周囲は心のどこかで諦めも
出るのでしょうが
打席に入る選手の姿は自信に満ちているように見えました。

結果論ではなく
その姿はたくましく大きく見えます。

見ているこちらも
何かやってくれるという気持ちになりました。

応援席の高校生は涙している姿もあります。


その瞬間、
快音と同時に打球が弧を描きライト守備の選手の頭上を
越えていきました。

どよめく歓声の中、逆転となり東京大会の幕が閉じました。

観戦していた私は当然、大興奮です。

母校の野球部は全国屈指の強豪校とあって
その練習環境はトップクラスでしょう。

しかし、それだけが強豪の所以ではなく
選手たちの考えられないくらいの練習量があります。

冬場の合宿の厳しさは例のないほどの凄さのようです。

過去に多くの野球部の選手たちが来院していますが
その厳しさの話は、想像を超えたものです。

有名スポーツ雑誌でも特集でその様子を掲載していました。

記事を読むだけで
彼らの頑張りに感動してこみあげてくるものがあります。

そのような日々で闘う選手たちは
師と仰ぐ監督に感謝して恩返ししたいという強い気持ちと
そして何よりも
日々の人一倍やってきた練習量を信じて
その自信が底力となって最後の最後まで諦めずに
闘い抜けるのでしょう。

そのような選手たちの練習量を知っているからこそ
観戦している我々も
選手たちが必ず活躍してくれることを期待してしまうのでしょう。

しかし、
そのようなバックボーンがあったとしても
優勝を簡単に手にできるものではないでしょう。

優勝を決めた選手たちは涙して
そして優勝インタビューに応える監督さんは
こみあげる涙で言葉が出てきませんでした。

何度も厳しい試合を闘ってきて、
さらには全国制覇も経験している監督さんでも
感極まるインタビューです。

厳しい練習に耐えて、そして一戦一戦を闘い抜いた選手たちに
『ありがとう』『選手に感謝しています』の言葉で
涙とともにこたえていました。

その人柄に、選手たちは監督を信じて、そして練習してきた
自分自身を信じて、
さらにはチームメイトを信じて闘っていることでしょう。

決勝打のキャプテンも監督さんの想いに応えたくてと
感動的な言葉を言います。


見ていて・・・・まさに感動です。
こんなに素晴らしい師弟関係に誰もが感動ではないでしょうか。

ついつい
感動のあまりに私もこみあげてきてしまい
長々と感想を書いてしまいました。


まだまだ続く夏を精一杯闘ってほしいと願うばかりです。






そのような興奮の観戦を終えて
少し疲労感も出てしまいましたが、

そのあとに、
夏の風物詩の花火鑑賞をしました。

仲間と合流して
昭和記念公園の花火会場にいざ出陣です。

予想をしていたものの
その人ごみは尋常ではありません。

なんとな~く、鑑賞のための作戦は立てていましたが
ここまでの混雑を目の当たりにすると

一瞬ですが・・・『帰ろうかな~』なんて・・・
へこたれた自分がいました。

しかし、
花火が始まれば、そのような感情は吹っ飛びます。

猛暑の中でしたが
最高の夜空の華を鑑賞してご機嫌になりました。

花火鑑賞は夏を感じますね。



早朝から仕事をして・・・

なんだかフットワークの軽い
充実した一日を過ごせて大満足です。

まだまだ暑い(熱い)夏は続きます。


母校の球児のみなさん、
そして楽しい花火を一緒に過ごした友に
ありがとうです。







その他 | 投稿者 井上正之 10:09 | コメント(0)| トラックバック(0)
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