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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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東洋医学のツボ

今日もとても暑い日です、皆様体調はいかがでしょうか。

久しぶりに治療について書いてみようと思います。

当院では
西洋医学と東洋医学のそれぞれの特徴をいかせるように
治療に取り組んでいます。

東洋医学というと難しく聞こえますがとても馴染みのある部分もあります。

皆さんがよく耳にする言葉で『ツボ』というものがあります。

たとえば、肩が凝った時や腰が痛い時などに、
『ちょっとツボを押して!』というようなことを言うこともあることでしょう。

ツボとは、
一般的に東洋医学(中医学)でいう経穴(けいけつ)というものです。
人体に365もの経穴があり、さらに細かく見るとその数は広がります。

中医学では、人体には五臓六腑(六臓六腑)という内臓器官の機能を営むために
12の経路が存在します。その道筋を経絡(けいらく)といいます。
その経絡上に経穴が存在し気血というものが流れて人体の機能を営むとされます。

中医学での鍼やお灸、指圧などではこの経絡や経穴の治療点を使って
行うこともあります。

ツボ(経穴)は細かく勉強していくと、とても興味深くかつ複雑で奥深いことが
たくさん出てきます。

西洋医学と東洋医学の双方を勉強し取り組んでいきますと
それぞれに特徴を知ることで、様々な症状などに応じて適切なものを
追及していくことが大切なことだと思います。

ツボ(経穴)をひとつずつ説明していくと、毎日一個でも一年以上
かかりますのでとてもボリュームがあります。
 
少しずつ、日常の健康生活のアクセントとしてツボ(経穴)のアイデアを
取り入れることも良いのではないかとも思います。

今回は、この梅雨時に起きやすい症状のひとつの
めまいの時に指圧するツボの一例を紹介します。

ツボの選択は様々な理論がありますので、今回のものは
一例です。

百会(ひゃくえ)・・・頭部の頂点
風池(ふうち)・・・・後頭部の髪の毛の生え際のくぼみ

この位置を軽く親指などでゆっくり刺激するという方法があります

このほかにも
いろいろなツボがめまいの治療に刺激を与えていきます

めまいにもその発生原因や症状がありますので、その症状に
応じてツボを使うことがあります。

これは東洋医学での考え方の一部ですが
西洋医学ではめまいの症状を詳しく判断して処置していくこともします。

一例では
メニエール病、突発性の難聴、自律神経の症状、起立性低血圧など
そのほかにも様々な原因がありますので
その状態に応じて処置していくこともあります。

今回は
ツボというものを、あまり難しく考えずに
気持ちいいポイントをリラックスした状態でほぐすなど
気軽に対応していくこともおすすめします。


ご自身でツボ(経穴)を指で軽く押したりさすったりして
気分転換することもよいでしょう。

頭を柔軟に、
西洋医学、東洋医学というものを勉強すると幅がでるのではないでしょうか。

まずはご自身の健康をいろいろな角度から興味をもって
いただけるといいですね。




医療 | 投稿者 井上正之 14:50 | コメント(0)| トラックバック(0)
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