先日、
大阪の舞洲で開催されました『ミズノジュニアテニスキャンプ』に
トレーナーとして呼んでいただきました。
真夏の猛暑の中のテニスキャンプでしたが
小学生から高校生まで
日本各地から約70名のジュニア選手たちが集合しました。
多くの子供たちが集まり寝食を共にすることで
お互いに刺激し合って過ごせる時間は貴重な体験だったことでしょう。
今回は
松岡修造さん、
ジュニアデビスカップの岩本監督、
メンタル指導担当の佐藤先生
とともに
私はトレーニング指導をさせていただきました。
テニス、メンタル、トレーニングを様々な角度から
学んで体験してもらえるプログラムです。
今回は
真夏の
テニスコートということもあり
トレーニングは体力アップのメニューというものではなく
バランスや柔軟性を学んで
日頃の練習や試合時のコンディション作りに活用できるように
実施しました。
テニスの練習は炎天下のコートでしたので
トレーニングレッスンでは体力の回復も考慮して、
屋根付きのコートや、施設の屋内施設で
時間をかけて基本動作のメニューを実施しました。
例えば、
日頃、誰もが行っているような
スクワットメニューや
ランジのメニューも
腕(上肢)を同時に使う姿勢を取り入れたり
足の指を意識したり、
骨盤の角度を変えて姿勢を意識したり、
股関節の活用や
胸郭を広げて肩甲骨を意識するなど
様々な身体機能のバランスを意識させて実施することで
まるで違った負荷やバランスのとり方を学べるように
実施しました。
誰もが簡単に思っていた事も
ちょっとした身体の使い方を意識することで
ほんの数回のトレーニングも歯を食いしばってトライする
子供たちが大半でした。
何の気なしに日頃やっていたトレーニングも
身体の構造や筋肉の使い方や
バランスのとり方を意識するだけで
こんなにも難しいかったと多くの子供たちが思ったようです。
テニスは全身をくまなく使って様々な動きの中
長時間にかけてプレーするスポーツですので
ジュニア選手の時期に
しっかりと身体づくりを行い
正しいバランスを身に付けることで
何よりも大切な
『ケガをしない身体』を目指すことが大切ということを
学ぶきっかけになってもらえてれば幸いです。
テニスでは
松岡さんがコートに立つことで子供たちには大きな刺激となり、
また、
世界各国のテニスを見続けている岩本監督の
言葉にはとても刺激をうけて
さらには
佐藤教授のメンタルトレーニングという
トップアスリートが実施する内容を体験することは
たいへん貴重な時間だったでしょう。
同時に
トレーニングを体験することで身体への刺激と疲労も
感じたことだと思います。
また
多くのクラブのコーチの方々が集まっていただき
子どもたちも大変ありがたく心強かったことだと思います。
このようなキャンプで体験したことを
子どもたちが少しでも自分たちのクラブコートに持ち帰り
毎日毎日、繰り返し実施してもらえることを願っています。
今回、
松岡さん、岩本監督と共にコートに立たせていただき
選手時代にフロリダのアカデミーで一緒に過ごした時間を思い出し、
特別な想いで大変楽しい時間を過ごさせていただきました。
今回は
たくさんのジュニア選手、そして多くのご家族様、
そしてクラブコートのコーチの皆様、
また、
主催のミズノスポーツの皆様、そしてスタッフの皆様、
大変多くの方々にお世話になりました。
心より感謝しております。有難うございました。
とても暑い時間でしたが
参加してくれました子供たちはとても元気よく頑張ってくれました。
また、是非一緒にコートで会えることを楽しみにしています。