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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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ウインタースポーツ







久々の休日

夜明け前に東京を出発して雪国へ。

しばらく高速を走り、その後

私たちは
車で関越トンネルを抜けて土樽のパーキングで小休止としました。







毎回、このトンネルを抜けて思うことは

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。
信号所に汽車が止まった。・・・』

という小説の冒頭を思いだします。



小説では上越線の清水トンネルとされていて
汽車が止まったのは現在の土樽駅ではないかとされているようだと
何年も前に聞いたことがあります。




少しだけ小説の情景を思い浮かべてしまうのも

自分の住む土地とまるで違う景色に驚いてしまうからかもしれません。


今回は
雪は止んでいて、青空も見え始めました。



間もなくスキー場に到着です。

ゲレンデでは
気持ちの良い青空でワクワクします。


スノーボードを始めたころは
非日常の世界で楽しむスポーツに無我夢中になり

毎年毎年、ゲレンデに通い詰めては、
ジャンプ台やハーフパイプを見つけてはチャレンジでしたが、


今は、
のんびりと景色を楽しむことがうれしくてなりません。

そのような感情も年齢を重ねたからと思いながら滑走を楽しみます。


時折、
ゲレンデやロープウェイ、そして休憩場で周りを見渡すと・・・

私の個人的な見解に過ぎませんが・・・
スキーやスノーボードを楽しむ方々の平均年齢は、

かなり年齢が高いように感じてしまうのは
私だけでしょうか。。。



昨今の
運転免許を取ろうというテレビCMを見ながら
『本当に若者は運転して出かけないのだろうか?』と思っていましたが

なんとなくですが
今回のゲレンデでの利用客の方々や
行き返りの雪国エリアの高速道路サービスエリアでの利用客の方々を見ていると

すこーしだけ、CMの意味も分かるような感じがします。

ゲレンデもその賑わいが静かに感じられて
数年前との状況の大きな違いに複雑な想いもあります。



さて、
スノーボードでの身体の使い方は

まさに日常にはあまり無い動き方です。


両脚を板に固定して横向きに進行方向に
進んでいきます。


基本的な
身体の向きは左肩を進行方向にするレギュラースタンスというもので

私もそのスタイルですが
同一方向に身体をひねったまま滑走していると

身体の特定の筋肉が疲労してくるので


私の場合は
グーフィースタイルという反対のポジションでも滑走します。

このように両サイドの滑りをすることは
ジャンプ台やハーフパイプでは必須の滑り方です。


テニスで例えると
右利きの方が左手でプレーするようなものです・・・

それよりは、野球のスイッチヒッターswitch hitterのようなものかもしれません。




また、スノボの滑りでは、
普段のトレーニングでは出来ない回数のスクワットの動きをしています。


トレーニングをしない限り、
日常の生活ではスクワットをする回数はさほど多くはありません。

しかし
スノボでは
数時間ずっと、スクワットの連続です。


その様なこともあり

早くも帰路の運転中にも
太ももがパンパンに張っていました。

腕も
ハンドル操作が重くて重くて・・・疲労感。


1845メートルの高地からの滑走は
景色・空気そして雪を十分に楽しみ


そして全身運動とたくさんのリフレッシュをさせてもらいました。


数年前に比べて
確かに利用人数や平均年齢などの心配事がとても気になりますが



もっともっと
多くの方々がスポーツを楽しんでほしいなぁとの想いが
募るひと時でもありました。



春はもうすぐだけど

よーっし!
また行こうっと。

スクワットやトレーニングをもっとやってから(笑)







かぐらスキー場から田代湖を望むコースにて









プライベート | 投稿者 井上正之 12:25 | コメント(0) | トラックバック(0)