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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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ミズノカップ

4月新年度ですね。
皆様いかがお過ごしですか。

先日は、三重県四日市に行ってきました。

日頃とは少し違ったテニス会場です。

今回はソフトテニスの大会会場でのトレーニング講習会の
講師としてのお仕事です。

ソフトテニスの大会会場に足を運ぶのは初めてのことです。

今回、
そのソフトテニスの選手にコンディショニングやトレーニングを
積極的に取り組んでほしいという関係者様の願いから実現しました。

前もってアドバイスをいただきながら
ソフトテニスを様々な方向から予習して会場に向かいました。

実際に、会場で選手たちのプレーを見学して
当初は硬式テニスとは違った内容に
『ボールの速さ』『選手の動き』『ダブルスの戦術』
などに目が慣れるのに時間がかかりましたが、

大会関係者の方々からの丁寧な説明を受けながら
徐々に理解しはじめてきました。

そして
その『ソフトテニスの面白さ』も少しずつではありますが
理解し始めてきたように思います。

コート・ラケット・ボール・ネット・・・・・

共通するもの・違うもの、それぞれですが
そのスポーツの特性を覚えることで、難しさや楽しさが
浮き出てきて、
時間の経過とともに選手たちの試合をじっくりと見入っていました。

春の全国高校選抜が終了して、一日おいて、続く形で
今回のミズノカップという冠大会が開催されています。

参加している高校生は強豪校を中心にプレーしていました。

今回
ソフトテニスのナショナルメンバー選手の柴田選手のクリニックも
開催されることから
柴田選手にいろいろなお話を聞かせていただき
また、柴田選手にはトレーニング講習会にも高校生に混ざっていただきました。

高校生選手たちには
憧れの日本代表選手と一緒にコートに入れることは
喜びであると同時に
かえがたい刺激になったことだと思います。

さて、
講習会では
150名程を分けてオンコートで行いました。

率直な感想は、
選手達は、皆素直で爽やかでした。
試合の合間でのトレーニングを90分間も本気で取り組む姿に感動です。

私のテニスの遠征や大会に引率・指導してきた経験から、
大会中の試合の合間に『トレーニング講習を受ける』ということは
体力的・メンタル的に大丈夫なのだろうか?という不安も
ありました。

大会関係者の方々からは
選手たちはまだまだトレーニングや気持ちの持ち方などは
勉強することばかりですから遠慮なくシゴイテください。
とのお言葉でした。

実際にトレーニング講習のコートに入ってきた選手は
最初は何が始まるのだろうか?といった表情でしたが
時間の経過とともに表情が引き締まってきて集中力がでていました。

かなり厳しい内容にも、文句ひとつなく頑張ってくれました。

『足がプルプルです。』『やばいです。』なんて言葉を
ニコニコしながら言ってましたが
直後の試合では何事もなかったかのようにプレーしてました。

硬式テニスの高校や中学の部活チームも
ソフトテニスの部活も、
かわりなくトレーニングの実施が充実しているとまで言える
学校がどのくらいあるかはわかりません。

トレーニングの実施についての質問に
今回は自信をもって答える選手たちは少なかったかもしれません。
しかし、今はそのような内容でも問題ありません。

今後、未来に向かってチャレンジしてもらえればという想いと
何かのヒントになってくれればと願っています。

また、
高校生選手たちの今後のソフトテニス界での活躍も強く願っています。


メニューについては、
バトミントンのナショナルチームで実践されているトレーニングをアレンジして
今回の講習で実施メニューの一部に取り入れてみました。

加えて、
ソフトテニスの特徴である
ダブルス・チームテニスの大切さを
講習会前日に試合会場で見学しているときに実感しましたので
急遽、講習会の前夜にメニューの変更を考えて
仲間と一緒になってチームワークを優先して行なう
トレーニングメニューを取り入れました。

ソフトテニスは
仲間とのコミュニケーションがとても大切と感じました。


(硬式)テニスでは
個人の要素が強く
世界の舞台では、個人のキャラクターやオリジナリティーが
強調されます。

アメリカのアカデミーでも
同じコートで練習する仲間も時には敵として位置づけしろ
と指導を受けました。

外国選手の多くは
チームワークなどといった言葉を知らないと思わせるくらいに
個性の強さを全面にだして、自分自信を主張して練習していきます。

今回のソフトテニスでのチームワークを観ていて
その特徴がはっきりとその競技の個性として出ていたように感じました。

トレーニング講習会も
仲間との連携を取り入れたメニューを始めた途端、
参加選手の高校生が一斉に大きな声を出し始めて
テンションが急上昇してきました。

その特徴を見受けて、色々と勉強させてもらいました。


今回、全ての大会関係者の方々には、十分すぎる配慮をいただきました。
打ち合わせから親睦会に送迎まで何から何まで気を使っていただき、
何も不自由なく快適で楽しい時間を過ごさせていただき
さらに私自身も多くのことを学ばさせていただきました。

多くの方々から
貴重なご指導やお言葉をかけていただきとても勉強になりありがたかったです。

2日間、本当に充実した四日市での時間を過ごさせていただきました。

すべて方々にお礼を言いたいと思います。
ありがとうございました。







男子大会は三滝コート、女子は四日市ドーム会場でした。





テニス | 投稿者 井上正之 08:59 | コメント(0) | トラックバック(0)