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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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チューブトレーニング&テニスイベント

先日、
テニス365さん主催の『チューブトレーニング&テニスイベント』を
埼玉県の大井ファミリーテニスクラブさんにて実施いたしました。






2月は連日寒さ厳しい毎日ですので天気が心配でしたが、
当日はとても天気も良く穏やかな陽気の中でのイベント開催となりました。

満員の参加応募をいただき皆さんに感謝しております。

参加いただいた皆さんは、
何時間もかけてびっくりするほどの遠路から参加の方々も多く、
とても有難い気持ちでいっぱいです。


今回のチューブトレーニングは『体幹』をテーマにしての実施です。





テニスだけではなくすべてのスポーツで
この『体幹』を意識していくことが重要なのは
最近始まったことではありません。

私がアメリカでの選手時代の何十年前でさえも
この体幹の意識は叩き込まれました。
そのトレーニング方法は、少しずつ進歩していますが、
基本は変わりません。

また、私の場合、
医療機関での勤務時代からリハビリではこの体幹バランスについて
とても重要視してきました。
時には、担当医とミーティングをして治療やリハビリを進めます。
脳卒中の患者さん、重度な障害の患者さん、大きなケガの手術後の患者さん・・・
様々な治療やリハビリの場面でも
長年この体幹バランスが重要なポイントとして関わっています。

そのような医療を必要とする方々からアスリートにいたるまで、
すべての方々にとって身体のバランスの重要性を日頃の業務の中で
経験しております。

今回は、その『体幹』の重要性を
わかりやすくトレーニングやテニスの練習に取り入れていく
というものです。

最近はよく、
『テレビで見ました・・・体幹・・・やはり重要ですか?』
という質問をテニスコーチや選手、そして一般のテニス愛好家の方々まで
多くの方々から受けます。

テニス好きの皆さんの中には、最近の錦織選手のテレビ放送などで
この『体幹』について耳にすることが多いのでしょう。


スポーツ界では何年も前からこの『体幹』の重要性は言われています。
長年、多くのアスリートがこのトレーニングを実施しています。
その効果は、
バランスのとれた動きやどのような激しい動きの中でも
ブレない動きを目指して体幹を鍛えていきます。

アスリートだけではなく、
ヨガやダンス、バレエ・・・そして古武道など、
あらゆる動きを意識したものではこの『体幹』が重要になってきます。

今回は、
その体幹のトレーニングについて、
チューブを使ってみなさんが
『いつでも・どこでも・気軽に』をモットーに、
そしてケガをしない身体を目指してのレッスンを行ないました。

一見、地味なトレーニングですが、
実際に実行してみるとかなりインパクトのあるものです。
簡単に見える動作も実際に行うと、びっくりするほどのバランス維持が難しく、
さらには様々な筋肉に負担がかかってきます。

じっくりと負荷がかかりますので、参加の皆さんはその動きをマスターすることで
徐々にその筋肉にかかる辛さを実感して、
ちらほらとうめき声のようなものが聞こえてきます。



トレーニングはとっても地味で辛いものになりがちですので、

『何を意識して』
『何のためにトレーニングを行うか』
を確認しながら、
その重要性を今回のイベントで発見していただけたら幸いです。


午後には
その『体幹』を最大限に意識しながら、
テニスのプレーにおいてプラスになる
『効果的な動き』を
説明しながら実施しました。







その練習は、
実際に世界のトッププロも行うようなものを
皆さんのテニスにとってどのような役割を果たすかを
意識していただき、
トップ選手でも週末プレーヤーでも
『基本は同じ』ことだということを理解していただければと、

今回は少しマニアックな部分もありましたが、少しでもみなさんのテニスライフが

『ケガなく』
『無理のない身体の動きで最大限のパワーの発揮や動きの習得を可能にできる』
ということのヒントになっていただければと思います。

今回実施したメニューはトップアスリートでもジュニアの子供たちでも行うものです。

その効果を十分に発揮するのは、
皆さんの『意識の持ち方』です。ここが重要です

そのようなことを日頃のテニスライフに取り入れていただき、
ケガのない楽しいテニスをしていただければと強く願っています。



イベントでは治療家の立場からも、多くのケガの質問もいただきます。
今回も参加の方々から個別に多くの質問をいただきました。

やはり、ご自身の身体の痛みやケガについての質問は圧倒的です。

痛みや違和感をもったままテニスを継続されている方々は
とても多いのが現実です。
その痛みの改善のためにはどのようなことを
日頃、実施すればいいかと悩んでいらっしゃる方々はとても多いです。

短い時間でしたが、
そのようなご質問に少しでもお答えできていれば幸いです。

痛みや違和感を抱いたままプレーすることは、
それらの気持ちを益々大きくさせてしまい、
さらにはケガや痛みを悪化させてしまうことがあります。

やはり専門医療機関に相談するなど正しい処置も重要です。
そして、
治療経過の中で、チューブトレーニングや効果的な動きを
『適切なタイミングで』実施することが最も重要です。

わからないことは、まずは専門家に相談しましょう。
もちろん、当院にもお気軽に相談してください。

毎回、参加いただいた方の中には、
イベント参加後に当院に通院していただく方も多く、
そのような場合は、時間をかけての診療の実施や、
状況に応じてマンツーマンでのトレーニングやテニス練習の実施など
様々な形で対応させていただいておりますので
お気軽にご相談くださいね。 



今回のイベントでは、
皆さん、とても一生懸命頑張っていただきました。
とても嬉しいです。有難うございました。

参加者の中には、
未来のスターの卵の大井ファミリーのジュニア選手たちも頑張りました。
とても素晴らしい礼儀正しいい気持ちの良い選手たちばかりで嬉しくなりました。
子供たちが、今からトレーニングの重要性に『気付く』ことは大切です。

今回の子供たちの元気な姿には、
参加された大人の皆さんは励まされて刺激されたことでしょう。

今回は、
そのジュニア担当のコーチの方々やクラブのコーチの方々や
関係者様もトレーニングイベントに参加いただきました。有難うございます。

【クラブのブログでその様子を伝えていただいています>>>コチラ   

コーチ陣がトレーニングをばっちりこなす勇姿を見て、
ジュニア選手たちは『凄いな~』と憧れから刺激にかわることは間違いありません^^


今回、
イベントに参加していただきました皆様、そして関係者の方々、そしてコートサイドで
応援していただいたジュニア選手のご家族様、皆様に感謝してお礼を申し上げます。

ジュニア選手のご家族様につきましたは、寒い中お待ちいただき有難うございました。
子供がトレーニングを習慣化するまでには、時にはご家族様の応援が必要です。
ぜひ、『応援をお願いします!』



今回のテーマの『体幹』についても皆様からの声がとても多かった内容ですが、
前回実施しました『肩編』のトレーニングも今回の参加者様からも
再度とのリクエストのお声がとても多かったです。

『肩や肘』の痛みはとても多いのが現実です。
さらにサーブやストロークでの上半身の使い方についても気になるテーマですね。



また、今後も皆様のテニスライフを応援できるように
イベント開催が出来ることを願っています。
有難うございました。




イベント | 投稿者 井上正之 14:35 | コメント(4) | トラックバック(0)