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プロコーチ/トレーナー井上正之の活動日記 CONDITIONINGの鉄人

井上 正之

アメリカ・フロリダのテニスアカデミー出身。プロ登録。トーナメントを転戦、選手育成にも携わる。
さらに、アラバマ大学に進学しスポーツ医療・トレーニング理論を学ぶ。
帰国後、トップジュニア育成に携わり全国タイトル獲得の選手を多数輩出。
トレーニングの重要性を伝えるためいち早く導入。その後、Astar Sports Medical Center 井上整骨院・鍼灸院を開業『医療の目』・『スポーツの目』を持って活動し、現在もジュニアからプロ選手までのコーチングとコンディショニングに務める。

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フロリダの猛暑と日本の猛暑

毎日驚くほどの猛暑ですね。

屋外でのテニスのプレーは、
体調管理や水分補給、涼しいところでの休憩など

積極的な暑さ対策が必要ですね。

最近、
この暑さでもプライベートレッスンを行なっています。

暑さのために集中力を維持することはとても容易ではありませんので
短時間でのメニューを効率よく、流れを絶たないように実施していきます。

メニューのテーマをこなしたいという気持ちで
プレーを続けてしまうと

暑さによるフットワークの低下や姿勢維持のための筋力維持の低下などが
あらわれてきても見落としがちになりかねません。

質を上げる練習ならば、やはり身体と気持ちのバランス低下に
十分に気をつけなくてはなりません。


選手の練習で、
追い込みのメニューもありますが
この季節にはその方法やボリュームや
モチベーションの維持と体調の維持を十分に気を付けて
選手の状態を見ながら追い込みをかけることもあります。

コーチングで注意しているのは
身体のキレというような、関節や筋肉のスムースな動きですので
そのことも十分に注意してレッスンを進めていきます。


私の場合は、フロリダで長年、練習していたために
尋常でない暑さと湿度のもとでの練習方法や練習するための
メンタルの維持の方法を繰り返しコーチやメンタルトレーナーから
たたきこまれました。

フロリダの気候の特徴のひとつに
スコールといった通り雨のような、物凄く激しい雨が
予告なく突然降ってきます。

選手はダッシュでボールを片づけて屋根のあるところに
非難します。
元気なジュニア選手は、ずぶぬれになってそのままコートの
脇にあるプールで泳ぐ選手もいましたが・・・

コートはアメリカ特有なサンドコートで
大雨により一瞬でコートがプールのように水だらけになっても

すぐに太陽の陽射しが復活すれば
見る見るうちにプレーのできるような状態になります。

雨が降らない場合は
ランチタイムにスプリンクラーで
コートを水でヒタヒタにしてしまいます。

初めてその光景を見たときは
『え、えぇ~、30分後に練習できるの~』って感じでした。

しかし
特別のコート整備などもいらないので
雨でも選手たちはひと時の休憩を満喫して、様々な会話を楽しみます。

世界中のトッププロが練習に来ているので
そのような時間帯はコミュニケーションのチャンスとなります。

時に、長時間雨が続くと
練習は休み・・・ではなくて
室内でのトレーニングか、雨の中の長距離ランニングです。


練習のスタイル(服装)もとてもラフなので
雨くらいでは特別に気にしなかったです。
言い換えれば、
テニスのスタイルはそのままプールに飛び込めるスタイル
と変わりません。


そのような雨天での室内での基礎筋力トレーニングで
海外のトップ選手がたくさんいる中でも
一際目立って群を抜いていたのが・・・・
松岡修造さんです。
いつも人一倍頑張っていました。

現在の熱血のテニス解説の基本は
陰で誰にも負けないほどの練習の結果でしょう。


暑さの中の練習やトレーニングを共に頑張っていたフロリダでは

『暑い』とか『きつい』とか・・・・
ネガティブな言葉は口にしなかったように思います。
それだけ
テニスが楽しくて楽しくて仕方なかった毎日だったのかも
しれませんね。

現在、酷暑の中でテニスをすると
このようなことを思い出しては自分に喝を入れることがあります。

『気合いだ~』・・・と同時に

『楽しくて楽しくて』
『好きなテニスができるなんて最高だ』・・・
 
 そのような気持ちで夏を乗り切ります^^












    日程  2011年7月31日(日曜日)
    会場  テニス365社内(東京・新宿)

    *****詳細はコチラ(テニス365)*****

    ご質問等、インソールにつきましては
    申込欄からか、下記の当院までお気軽にどうぞ
    
    井上整骨院・鍼灸院 042-311-4511











テニス | 投稿者 井上正之 09:49 | コメント(0) | トラックバック(0)